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8月に最もよく読まれた記事は上半期の世界半導体ランキング

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2015年8月に最もよく読まれた記事は、「2015年上半期世界半導体トップランキング」だった。これは今年の1〜6月の世界半導体のトップ20社ランキングを市場調査会社のIC Insightsがまとめたもので、直近の景況をよく表している。

第2位の「Samsungは48層256Gビット3次元NANDを量産開始」のニュースは、量産開始がキモであり、その前の東芝の48層256Gビット3次元NANDは開発発表だった。

第3位「東芝の不適切会計問題報道の真相は?」は、7月の記事であるが、東芝の不正会計は内部告発もあり、内部調査報告書の要約版を東芝が公表し、次第に明らかになってきている。もう一度、最初の記事を見たのではないだろうか。

第4位の「IntelとMicron、クロスポイント型不揮発性メモリをサンプル出荷へ」は非常にインパクトのある内容だった。この記事の後、業界では衝撃が走っていた。みんなこのクロスポイントメモリの内容がもっと明らかになることを、かたずを飲んで見守っている。128Gビット品を作り、その完成度の高さも注目されている。

第5位の「Micron(旧エルピーダ)、モバイルDRAMでHynixに離される」の記事では、DRAMの市場がパソコン向けからモバイル向けに大きく変わっているため、モバイルへの対応を読み違えたMicronが出荷量を減らしたことを伝えた。

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