オルバニーナノテクの成果

米国のオルバニーナノテクは2001年(注1)にニューヨーク州政府が主導しニューヨーク州立大学オルバニー校ナノスケール理工学部を中核として結成されたナノエレクトロニクス研究開発のための産官学連携コンソーシアムである。その後、発展的にここを母体としてナノスケール理工学カレッジ(CNSE)が創設され(注1)、ニューヨーク州の5つの「卓越した研究拠点」、即ち「センター・オブ・エクセレンス」の1つに選定されて成長し、今や半導体クラスターの成功例と報告2)されるに至っている。ここでは知事の予算教書と合わせてその成果を考えてみたい。 [→続きを読む]