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3月に最もよく読まれた記事トップファイブ――2009年3月

セミコンポータル会員読者が3月中に最もよく読んだ記事は、3月23日のニュース解説「重電の2強、日立と東芝の社長交替劇の真相を探る」であった。これは新聞報道の伝え方を産業界の眼を通して議論したもので、産業界の意見を取材して書かれた記事である。第2位は。。。

日立製作所次期社長兼会長の川村隆氏、芝次期社長の佐々木則夫氏


第2位は、インサイダーズのブログ「湯之上隆の視点」、「半導体の歩留まりと信頼性は高いほど良いか?車載用は故障率ゼロがマストか?」である。これは湯之上氏が、コストをかけても歩留まりを極限にまで高めるべきか、あるいは歩留まりはある程度確保して低コストで製造できる技術を開発すべきかを議論したもので、結論としては最小のコストで最大の歩留まり・信頼性を上げることがベスト、ということを主張する。

第3位は、マーケット「ファブレス2強が飛躍した2008年の半導体メーカーランキング−IC Insightsから」となった。これは、米市場調査機関IC Insightsが発表した2008年の半導体トップ20ランキングを紹介したもので、特にファブレスのQualcommとBroadcomが2ケタ成長を遂げたことに注目した。

第4位はインダストリー「AMDからスピンオフしたファウンドリ専門のGlobalFoundriesが戦略を語る」が入った。これはIDM(半導体垂直統合企業)であったAMD社が設計と製造の部門を切り離し、製造部門がファウンドリとしてやっていくという戦略について述べたもの。

第5位はニュース解説「太陽電池パネルの国内市場に中国のサンテック、台湾のジンテックなどが参入」である。経済産業省が補助金を復活させることで外国企業が参入してきた話を解説した。いずれのメーカーも今はドイツ市場に向けて輸出しているが、日本市場でも参入できる機会がやってきた。

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