セミコンポータル
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2023年2月

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日本半導体製造装置協会(SEAJ)によると、2023年1月における日本製半導体製造装置の販売額は2997憶4400万円となり、前年同月比で-2.1%、前月比で-2.2%という結果だった。半導体製造装置は2022年9月の3809億2900万円をピークに1月まで下がり続けてきた。ただ、1月になり下がり方が緩んできた。 [→続きを読む]
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AIが再び脚光を浴びている。ChatGPTを開発したOpenAI社の時価総額が圧倒的な強さを示し、Metaも対話型AIのプラットフォームを提供、AI向けの半導体株が上昇を示している。ソニーはAI人材を確保するためフルリモート勤務を導入した。AIと半導体人材確保は重要で、TSMCは16nmと7nmノードのFinFETをPDKに組み込んだプログラムを学生向けに提供する。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜25日午前10時時点、世界全体で6億7478万人に達し、1週間前から約111万人増、前週比2万人減である。依然用心注視を要する状況である。米国の半導体製造強化を図る$53 billionのChips Actプログラムの実施について、商務省から発表が行われている。 具体的な資金の申請方法が追ってあらわされる運びとのことである。米国の対中国半導体輸出規制について、米国および中国ともに受ける打撃、影響について一層入り込んだ深刻な反応が見え始めている。市場低迷を受けて、各社で計画の遅延、人員&コスト削減の動きが続く一方、今四半期底打ちの見方もあらわされている。推移に目が離せないそれぞれを以下追っている。 [→続きを読む]
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ファウンドリのTSMCがOSATトップの台湾ASEとタイアップしているように、ファウンドリの大手GlobalFoundriesもOSATの米Amkorと戦略的なパートナーシップを結んだ。これにより、ファブレスや半導体ユーザーは、プロセスからパッケージングまでのサプライチェーンを確保できる。狙うのは欧州のユーザーのいる市場だ。なぜか。 [→続きを読む]
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今年の半導体市場の年成長率は前年比6.5%減になりそうだ。このように発表したのは市場調査会社のGartner。同社はWSTSとは全く別に独自に調査しているが、Gartnerの調べでは2022年は同1.1%増の6,017億ドルと初めて6000億ドルを超えたが、23年は再び5000億台の5627億ドルに市場が縮小すると予想する。 [→続きを読む]
昨年来、生成AIに関する報道が活発化している(注1)。 ニューラルネットワークの大規模化によって、翻訳、文章生成、静止画、動画、音楽等のコンテンツ生成が人間並みになったとの評価が多いが、AIの能力がそのように高度となった背景には、深層ニューラルネットワーク技術とニューラルネットワーク探索技術、または進化的計算とのアイデア融合があると考えられる。 回路アーキテクチャの開発が自動化されることの社会や産業に及ぼすインパクトは計り知れないほど大きく、今後の動向には目が離せない。 [→続きを読む]
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国策ファウンドリ会社ラピダスの工場誘致をめぐって、候補地の一つに北海道が上がっている。台湾UMCが日本の三重工場の敷地に新しい半導体工場を検討している。また、世界の半導体および関連メーカーがシンガポールに集結し始めている。1月の台湾IT企業は半導体も含み2桁成長を示した。半導体業界は短期的に景気後退期にあるが、長期的な成長への見通しは変わらない。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜18日午前10時時点、世界全体で6億7367万人に達し、1週間前から約113万人増、前週比14万人減である。 いろいろな場面での個人の判断でのマスク着用要否の議論がなお見られている。景況低迷、そして米中摩擦が引き続く中の半導体関連の現下の動きとして注目、まずは、新たな半導体サプライチェーンの構築に向けてインドそして東南アジアの国々への進出、働きかけが相次いでいる。次に、米国および中国で計画された半導体工場の建設の遅れが伝えられる一方、新たな取り組みの打ち上げが見られている。そして、英国では、何もなければ米国あるいはEUに移ると、政府の支援を求める半導体業界の切実な声である。 [→続きを読む]
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聞けばなんでも答えてくれるChatGPTが注目されているが、このAI(ディープラーニング)は、これまでのAI(機械学習)とは大きく違う。これまでは特定用途の専用AIだったのに対して、ChatGPTに使われる大規模言語モデル(LLM)は汎用AIにつながる技術だからである。この実現のためには桁違いの多くの積和演算半導体チップ(GPU)が必要である。ここに新たな半導体需要が生まれることになる。 [→続きを読む]
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この半導体不況を読み取るための各社の業績をセミコンポータルがまとめた。2月21日13:30からのSPIマーケットセミナーでも解説する予定だが、メモリメーカーやプロセッサメーカー、産業・車載向けのメーカー、半導体製造装置メーカーなどの2022年第4四半期(10〜12月)決算報告をまとめることによって、ある程度動向を読み取ることができる。 [→続きを読む]

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