ソニーとTSMCの合弁事業ニュースの信ぴょう性
ソニーグループとTSMCが合弁で熊本県に半導体工場を建設するという構想が浮上した、と5月26日の日刊工業新聞が報じたが、あまり大きな反響に至っていないようだ。経済産業省が仲介役となって関係者の調整を進めるという。2021年の第1四半期の世界半導体大手の業績は好調だったが、台湾では4月の業績の伸び率が落ちている。 [→続きを読む]
ソニーグループとTSMCが合弁で熊本県に半導体工場を建設するという構想が浮上した、と5月26日の日刊工業新聞が報じたが、あまり大きな反響に至っていないようだ。経済産業省が仲介役となって関係者の調整を進めるという。2021年の第1四半期の世界半導体大手の業績は好調だったが、台湾では4月の業績の伸び率が落ちている。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜29日午前時点、世界全体で1億6926万人を超え、1週間前から約341万人増とまだまだ高水準である。我が国では、緊急事態宣言が6月20日まで延長され、一層気を緩められない状況である。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)の世界半導体販売高が、2021年第一四半期について前年同期比17.8%増と、年間最高をうかがえる勢いが発表されたが、IC Insightsからも、違った見方ながら同四半期のトップ15サプライヤの販売高合計が同21%増と好調な内容のデータがあらわされている。半導体製造装置Billingsなど現下の関連市場データも最高水準の推移であるが、台湾でのリスク&抑制要因懸念が見え隠れである。 [→続きを読む]
パワー半導体のトップメーカー、Infineon Technologiesがいよいよ自動車向けのSiCパワーモジュールやトランジスタの生産を本格化させる。それも1200Vへの対応だ。耐圧1200Vであれば、800V系高電圧の電気自動車(EV)にも対応できる。EVのメインドライブとしてSiCへの期待は日本メーカーも大きいが、その本格導入の時期を見計らっている。 [→続きを読む]
2021年第1四半期における世界半導体企業トップ15位のランキングをIC Insightsが発表した。1位のIntelは売上額が4%減の186億7600万ドルと1社だけマイナス成長となった。2位のSamsungは1位に肉薄しており、Intelは新CEOのPat Gelsinger氏の手腕が業績に反映されるまでには少し時間がかかりそうだ。15社平均では21%成長だった。 [→続きを読む]
筆者は、4月末に、1人で小さな会社を起こした。2019年末に40年近く勤めていた企業を退社して以来、名詞も所属もない状態の「不都合」を次々と実感し決断した。社名は、「情報統合技術研究合同会社」とした。設立目的は、「曖昧検索回路をスケールアップする技術」をまとめ、世に問うためである。本ブログでは、その技術にこだわりを持つに至った経緯を記載したい。 [→続きを読む]
2021年4月における半導体製造装置は、日本製、北米製とも2カ月連続過去最高を記録した。日本製が前年同月比35.5%増、前月比17.2%増の2820億5400万円、北米製は同49.5%増、同4.1%増の34億950万ドルを記録した。半導体製造装置は、これまでとは違う一段上の市場レベルに達した。 [→続きを読む]
自民党が日本の半導体戦略を検討する議員連盟を発足させたと5月22日の日本経済新聞の電子版が報じた。米国は中国の半導体製造を強化する一連の流れに対抗して米国内にも半導体製造を強化するための仕組み作りに着手した。日本では議連が米国と連携して半導体産業を強化するため、税や予算などの政策を政府に提言していくという。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜22日午前時点、世界全体で1億6585万人を超え、1週間前から約437万人増と依然高水準の拡大である。 我が国では、緊急事態宣言にさらに沖縄県追加と、決して気を緩められない状況である。自動車用はじめグローバルな半導体の不足への対策に向けて半導体製造およびsupply chainの強化を図る動きが続いており、米国では、連邦出資法案の促進はじめ政府と半導体はじめ関連団体の日々の取り組みが伝えられている。我が国でも、日米連携で打開を図るべく自民党そしてJEITAから具体化に向けた取り組み&提言が行われている。韓国は、米韓首脳会談にて米国での投資を発表し、各国・地域の競合にも似た状況模様である。 [→続きを読む]
TSMC会長のMark Liu氏(図5)が2月のISSCC(International Solid-State Circuits Conference)で講演したTSMCテクノロジーロードマップ(参考資料1)の解説記事の続きである(参考資料2)。後半は、設計とプロセスの最適化や2次元材料、チップレット、特定ドメインアーキテクチャなど未来のテーマとなる。 筆者: Pete Singer、Semiconductor Digest編集長 [→続きを読む]
直近のOSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)のトップ10社ランキングをTrendForceが発表した。それによると、企業により伸びに差はあったものの、2021年第1四半期での売上額は10社合計で前年同期比21.5%増の71.7億ドルと大きく伸びた。1位をキープしているASEは24.6%成長と2位Amkorの15%よりも大きく、その差を広げた。OSATは半導体後工程とテストを専門に請け負う製造サービス。 [→続きを読む]