セミコンポータル
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2020年3月

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東京大学がd.labと呼ぶ、新しい半導体研究所を昨年10月に設立、すぐさまTSMCとの提携を発表した(参考資料1)。以来、新しい半導体システム設計研究センターとして、エコシステムの構築、海外との提携、そしてなによりもエンジニア同士が語らえる場の提供も目指す。GoogleやFacebookなどが自社開発し始めた半導体への優秀な人材を呼び込み、明日の日本に備えることが最大の狙いだ。 [→続きを読む]
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この連載の(1)と(2)から5Gと光ファイバの敷設計画が米国で進められている様子をレポートした。ここでは5G向けのスモールセル、そしてこれらの応用事例となりうる交通信号コントロールをはじめとするスマートシティの発表についてレポートしている。(セミコンポータル編集室) [→続きを読む]
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新型コロナウィルスの影響で多くの企業がテレワークを認めるようになり、離れていても仕事ができる環境が増えつつある。もちろん実験設備や現場の設備を使わなければ仕事ができない職場もある。とはいえ、休校になった学校で、タブレットやパソコンなどITデバイスを使った教育が驚くほど遅れていることが3月14日の日本経済新聞に報じられた。 [→続きを読む]
米国株式市場が初めてのこと、5日連続で1000ドルを超えるという、株価が乱高下した激動の1週間である。やっとのことでという批判も見られているが、新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」と世界保健機関(WHO)が水曜11日に表明、世界各国・地域の対策の取り組みに一層の拍車がかかる中、日進月歩の半導体業界ではsupply chainの寸断&停滞はじめさまざまな制約が覆う中での精一杯の活動が見られている。 徐々にあらわれ来る2月の実績データなどを追って、激震の渦中の半導体業界関連の実態をできるだけ把握、光明の材料、兆しを求めていくことになる。鎮静化がみられるという中国の戻し加減が、当面の注目になっていく。 [→続きを読む]
XilinxはFPGAによるダイナミックに再構成可能なハードウエア回路からCPUによるソフトウエア部品、さらにはAI機能までも搭載したACAP(Adaptive Compute Acceleration Platform)プラットフォームを発表して以来、その製品としてVersalシリーズを次々と出している。このほどVersalプレミアムと呼ぶセキュアな高速ネットワークに向けた製品(図1)を発表した。 [→続きを読む]
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半導体製品に集積されるトランジスタ数が年率2倍で増えていくという「Moore’s Law(ムーアの法則)」は実は今でも成り立っている。図1をみてみよう。縦軸は対数スケールであるから、対数で直線だということは年率何%あるいは何倍で伸びているという意味である。これは市場調査会社のIC Insightsがグラフ化した結果だ。なぜだろうか。 [→続きを読む]
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連載第2回~4回は、2020年以降に米国で本格的に始まる5Gについて議論するDC5Gという会議に出席した前川耕司氏が記録したレポートである。出席した日本人は他にはほとんどいない。ワシントンにおいて米国が5Gをどのように見ているのかを知ることのできる珍しい機会となる。(セミコンポータル編集室) [→続きを読む]
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デジタルトランスフォーメーション(DX)が国内外で叫ばれている。IoTを駆使して業務改善や生産性向上、働き方改革などを進める手段として期待が大きいからだ。この大きなテーマを米国はどう進めているか、米国在住でAEC/APC Symposium Japanの前川耕司氏がその一端をレポートしている。長大なため連載形式で寄稿していただく。その第1回は5Gを巡る米国の状況である。日本の5Gは、米韓中と比べ遅れている、という声を聞くが、誤りである。日本は、ガラパゴス化と言われた3Gでの失敗を避けるため、世界と歩調を合わせて進めている。米国での5Gの最新状況を前川氏がレポートする。(セミコンポータル編集室) [→続きを読む]
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「2020年の世界半導体市場は5G端末、エッジでのミニデータセンター、通信業者の投資が引っ張るだろう。これまでのテレビ、パソコン、スマホというシンプルな市場構造から、いわゆるニューウェーブが登場してきたわけで、このインパクトは大きい。しかし最大の不安要因は、何と言っても中国・武漢発の新型コロナウィルスの世界的な蔓延である。残念ながら、すべての市場予測は下振れするしかない」。 [→続きを読む]
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次世代ワイヤレス通信技術5Gに向けた材料開発が進んでいる。信越化学工業や四国化成工業がプリント基板などの材料開発に力を注ぎ、NECは142/157GHzのミリ波、屋外150mで10Gbpsを実証した。「絵に描いた餅」の6Gも絵だけ描けた。一方、AI人材育成の動きも顕著になってきた。 [→続きを読む]

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