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2012年6月

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工場売却・市場/顧客オリエンテッドへ即改革、復活を遂げたスパンション

工場売却・市場/顧客オリエンテッドへ即改革、復活を遂げたスパンション

John Kispert氏、米Spansion社 CEO 2009年3月に米連邦裁判所にチャプター11を申請、約1年間裁判所の管理下で再建の道を歩んできたスパンション。2010年5月に裁判所の管轄を離れ、独自に再生へと向かってきた。ファブライトモデルに加え、シリアルNOR、チャージトラッピングNAND、フラッシュリッチなSoCへと製品ポートフォリオを広げてきた(参考資料1)。エルピーダメモリをパートナーとする同社CEOのKispert氏に復活ストーリーを聞いた。 [→続きを読む]

英市場調査会社から見た日本の半導体産業、コラボレーションの勧め(1)

英市場調査会社から見た日本の半導体産業、コラボレーションの勧め(1)

Malcom Penn氏、英Future Horizon社 CEO 英国に居ながら世界の半導体市場を見ている、市場調査会社のフューチャーホライゾン(Future Horizon)社。日本の半導体産業を復活させるために必要なことは何か。海外の眼から見て、日本に欠けているもの、強化すべきものについて聞いた。インタビューが長時間に及んだため、今回は第1部としてお伝えする。 [→続きを読む]

ルネサスエレの持つ潜在力に期待する

ルネサスエレの持つ潜在力に期待する

ここ数週間、ルネサスエレクトロニクスのリストラ費用1000億円を捻出するための交渉が日本経済新聞などメディアで伝えられていたが、NEC、日立製作所、三菱電機の3社からの支援500億円と銀行からの支援500億円で賄うことが決まった。ルネサスはさらにファンドである米KKRとも500億円規模の第3者割当増資に関する交渉に入ると23日の日経が報じた。 [→続きを読む]

マイクロソフトのタブレットに市場の響き、ブルータス お前もか!

マイクロソフトのタブレットに市場の響き、ブルータス お前もか!

前回の本欄に続く市場制覇を目指した打ち上げの1つのトドメの雰囲気を感じてしまうが、気を揉ませたマイクロソフトからのタブレットの発表が行われて、上記の通り議場で刺殺された共和制ローマ末期の独裁官、ガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の最期の言葉がタイトルに使われた記事も見られるほどである。スマートフォン、タブレットはじめモバイル機器のアップルを軸とする急拡大は、ついにマイクロソフトまで同社初めてとなるコンピュータハード製作に駆り立てているという感じ方である。 [→続きを読む]

BluetoothビジネスがLE規格の追加で、第2の成長期に突入

BluetoothビジネスがLE規格の追加で、第2の成長期に突入

BluetoothのチップやIPを搭載した機器が2010年から2015年までの間、年率29%で成長するという見通しを米市場調査会社のICインサイツ(IC Insights)が発表した。これまでもBluetoothは携帯電話機や民生機器に採用されてきたが、Bluetooth 4.0という低消費電力のBluetooth LE規格の登場が成長のエンジンとなりそうだ。 [→続きを読む]

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