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2012年5月

オーディオ技術はもはや枯れた技術、と思っていないだろうか。昔のアナログオーディオは確かに枯れた技術。真空管を懐かしむマニアはいる。しかし、デジタルオーディオはスマートフォンが登場してから大きく変わろうとしている。オーディオコーデックとその周りに知恵を入れ込むことでユーザエクスペリエンスを豊かにできる。スマホを差別化するためのオーディオ向けIPベンダーを2社紹介する。 [→続きを読む]
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ルネサスエレクトロニクスは、40nmプロセスのフラッシュマイコンをTSMCと共同開発することで合意した。ルネサスは5月26日の日本経済新聞や4月21日号の週刊東洋経済で報じられたリストラや工場売却のような話は、同社から出たものではないと否定した。今回の提携はむしろ、ルネサスが成長するためのマイコンのグローバル戦略である。 [→続きを読む]
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先週土曜日26日の日本経済新聞の朝刊に掲載された「ルネサス、最大1.4万人削減、従業員の3割、主力工場、台湾企業に売却」と題する記事が1面トップを飾った。この記事は従業員4万4000人の約3割に相当する人を削減するとともに鶴岡工場をTSMCに売却するというもの。 [→続きを読む]
エルピーダメモリの支援入札に続いてルネサスエレクトロニクスが再建に向けた大幅な再構築を迫られる事態となって、両社の前身の一員として1970年代から半導体と共に歩み、今も業界の一角で活動している小生としては忸怩たる思いが続いている。かつて1980年から1990年代前半に世界を席巻した我が国の半導体メーカーであるが、世界のグローバル化の急進展、エレクトロニクス機器の一般消費者への急拡大という世界経済の構図からくる圧力に対して、従来システムからの変革が今また徹底的に求められている。 [→続きを読む]
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カーエレクトロニクスは、昔からノイズとの戦いである。エンジンを回転させ、火花を飛ばすというクルマの構造上、電磁波は絶えず出てゆく。電気自動車になってもモータの回転は磁石のN極とS極を変えていく訳だから、やはりノイズは出る。半導体チップ側でも微細化技術が進むにつれ、電圧の減少と共に外来ノイズに弱くなる。 [→続きを読む]
多ビット/セル方式(MLC)のNANDフラッシュメモリは書き換え回数や保持特性(リテンション)が微細化と共に低下していく(図1)。NANDの将来は大丈夫か、といった心配を払拭するようなSSD(ソリッドステートドライブ)が登場した。SSDビジネスに特化してきた米STEC社はMLC NANDフラッシュをSSDに実装した製品レベルで30nm台の製品なら6万回、20nm台の製品でも4万回という耐久性を確保した。 [→続きを読む]
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2012 Symposium on VLSI Technology および Circuitsが6月12〜15日、米国ハワイ州ホノルルで開催される。先日、この通称「VLSI Symposium」に関する記者会見が開かれた。学術発表会への記者会見が最近は珍しくなくなってきた。 [→続きを読む]
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SEAJ(日本半導体製造装置協会)によると、4月における日本製半導体製造装置の受注額が上向きに転じ、B/Bレシオも上向きに転じた。受注額は3月の983億1400万円から1049億2400万円に増え、B/Bレシオは3月の0.78から0.88に上昇した。 [→続きを読む]
MIPS TechnologiesはこれまでCPUコアを34Kシリーズや74Kシリーズと数字をベースに製品名を名付けてきたが、このほどAptivシリーズに統一することを決めた。同時にハイエンドからミッドレンジ、ローエンドに至るまでの新しいファミリも発表した。 [→続きを読む]
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先週は、東芝がテレビ事業を立て直すため深谷事業所での国内生産から撤退し、海外での委託生産を50%以上に高めると発表した。これは東芝の中期計画に関する記者発表の中で17日に明らかにされたもの。これによって12年度の黒字化をめざすとしている。 [→続きを読む]

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