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2010年12月

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2010年は今後の成長につながるエポックメイキングな年だった

2010年は今後の成長につながるエポックメイキングな年だった

2010年がまもなく暮れようとしている。今年は電子産業にとってある意味ではエポックメイキングな年だったといえる。iPadが登場し、スマートフォンという言葉が新聞紙上にも載るようになった。iPadの登場によってタブレットPCあるいはタブレットコンピュータという言葉が生まれた。経済的には2009年の落ち込みから急速に回復した。 [→続きを読む]

2010年3Qでの世界半導体製造装置ランキング、VLSIリサーチが発表

2010年3Qでの世界半導体製造装置ランキング、VLSIリサーチが発表

2010年第3四半期における半導体製造装置企業トップランキングを米市場調査会社のVLSI Research社が発表した。製造装置のトップテンランキングにかつては多くの日本企業があったが、今回は東京エレクトロン、大日本スクリーン製造、アドバンテストの3社にとどまった。 [→続きを読む]

主要プレーヤーの戦略立った激しい動き、半導体業界のこの年の瀬

主要プレーヤーの戦略立った激しい動き、半導体業界のこの年の瀬

昨年、2009年の大きな落ち込みから大きく戻して史上最高、$300Billionの大台を超える見込みの本年、2010年のグローバル半導体販売高であるが、残り僅か、押し詰まったこのタイミングに、半導体業界の主要プレーヤーの大きな、かつ激しい動きが連日のように相次いでいる。かくも規模が拡大するなか、市場拡大、シェア伸長を図る各社の戦略的なアプローチ、歩の進め方に注目のここ当分になりそうである。 [→続きを読む]

レイアウトデータやマスク検査用EDAツールを提供するインドの「ソフト人」

レイアウトデータやマスク検査用EDAツールを提供するインドの「ソフト人」

Nachiket Urdhwareshe氏、インドSoftjin Technologies社CEO 「Softjinという社名は『ソフト人』という日本語の意味からとった」。こう語るのはインドのバンガロールに拠点を置くソフトジンテクノロジーズ(Softjin Technologies)のCEO、ナチケット・ウルダワレッシェ氏。セミコンポータルはインドと直接、電話インタビューすることに成功、このEDAベンダーを取材した。 [→続きを読む]

米調査会社からの半導体トップランキングを比較する

米調査会社からの半導体トップランキングを比較する

2010年の半導体企業トップランキングが米市場調査会社のアイサプライとガートナーからそれぞれ発表された。セミコンポータルでは、その一月前に発表されたICインサイツのトップランキング表を掲載したが、今回発表された2社のランキングは第10位を除き、1〜9位は全て同じであった。 [→続きを読む]

ファブレス半導体、10億ドルプレイヤーが2010年には13社に増加、日本はゼロ

ファブレス半導体、10億ドルプレイヤーが2010年には13社に増加、日本はゼロ

2010年のファブレス半導体トップ企業ランキングを米市場調査会社のICインサイツが発表した。これによるとトップのクアルコムは従来通り変わらないが、2位にはブロードコムがAMDを抜いて浮上した。2010年には売り上げが10億ドル以上を計上する10億ドルプレイヤーが2009年の10社から30%増え13社になった。 [→続きを読む]

営業利益率を30%以下には落とさない、技術経営の神髄に触れた

営業利益率を30%以下には落とさない、技術経営の神髄に触れた

先日、3年ぶりに米国リニアテクノロジーの創業者兼取締役会会長のロバート・スワンソン氏にお会いした。スワンソン氏に初めて会ったのが1990年代前半だった。当時、日本法人ができていたそうだが、なぜかホテルで会見した。それも朝7時半から朝食をとりながらの会見だった。日本人記者で彼に取材したのはおそらく私が初めてだっただろう。当時関わっていたNikkei Electronics Asiaにその時のインタビューを記事化した。 [→続きを読む]

ベテランの目利きが成長分野を嗅ぎ分け、企業を成功へ導く、LTCの戦略

ベテランの目利きが成長分野を嗅ぎ分け、企業を成功へ導く、LTCの戦略

ロバート・スワンソン会長、リニアテクノロジー(Linear Technology Corp) ローサー・マイヤーCEO 望月 靖志 代表取締役 リニアテクノロジー(LTC)が記者向けのブリーフィングを都内で行い、創業者であり取締役会会長でもあるロバート・スワンソン氏と現在社長兼CEO(最高経営責任者)であるローサー・マイヤー氏が技術経営の本筋について述べた。利益率が常に30%〜40%と健全な財務基盤を持つリニアが語る成長戦略の立て方とは何であろうか。 [→続きを読む]

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