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2010年3月

電子機器市場、あるいはエレクトロニクス市場は、最先端とvolumeというゾーン分け、そして企業向けと個人消費者という仕向け先で、大きく4つの象限でとらえることが多いこの頃という感じ方である。さらには先進国と新興国という分け方が浮かんでくるが、グローバル経済危機を経て回復基調の途上と言われる現時点であれこれ考えさせられる市場の反応である。 [→続きを読む]
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「日本のエネルギー自給率は4.1%(2007年)(IEA)と主要先進国の中でもっとも低く、脆弱なエネルギー供給構造を補う上で再生可能エネルギーは重要である」と、石田徹資源エネルギー庁長官は今月はじめに開催された、FE EXPO, PV EXPO and Battery Japan展示会合同の特別講演で警鐘を鳴らし、再生可能エネルギーや蓄電池のさらなる技術開発への期待を述べた。 [→続きを読む]
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米市場調査会社のアイサプライによると、世界の半導体産業は今、この10年間で営業利益が最も高い四半期だと述べた。厳しいコスト管理、生産能力管理、競争力のあるポジショニングをきっちりとやってきたためと見ている。 [→続きを読む]
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半導体製造装置の受注額がゆっくりだが着実に回復しつつある。SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した2010年1月の受注額は3ヶ月間の移動平均で280億3000万円と、1年前(前年同月比)の2.73倍に増えた。これは2009年12月の228億2900万円をも超える受注額である。 [→続きを読む]
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今回の一連のトヨタの対応は、半導体分野から見ていて、とても違和感を持った。おそらくこの違和感こそが、海外のメディアが「トヨタたたき」として日本人の眼に映っているものではないだろうか。もちろん、同じ日本人としてトヨタにもっと頑張ってもらいたいと思う気持ちは同じなのだが。 [→続きを読む]
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先週のニュースは、その前の週のエルピーダのスパンション買収や富士通の社長辞任取り消し騒ぎのようなビッグニュースはなかったが、丁寧によく見てみると電力(パワー)関係のニュースが地味ではあるが出ている。ここでは、それらをもっと掘り起こしてみよう。キーワードはスマートグリッド、太陽熱発電、ドリームライナーだろう。 [→続きを読む]
半導体製造装置業界の販売高実績、今年に入ってからの各社業績が発表されてきて、それぞれ昨年の落ち込み、前年同期比増加率から、2008年後半からの経済危機がもたらした爪痕というものを改めて感じている。他地域に比べた日本市場の縮小幅と回復の遅れが、半導体販売高と同様に目立っているところが見られる。我が国ならではの新しい魅力ある製品・サービスによる市場開拓・拡大が、本当に待たれる現時点であると思う。 [→続きを読む]
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携帯電話向けベースバンドチップが2009年の第3四半期になって前年同期比を上回る成長を遂げたことが市場調査会社のStrategy Analyticsの調べでわかった。第3四半期におけるこの市場は30億2000万ドルであった。 [→続きを読む]
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米市場調査会社のIC Insights社は、2010年における半導体ICの世界市場は、対前年比で27%増という予測を発表した。昨年の12月ごろから2010年の半導体IC市場を上方修正する動きが目立つ。「エグゼクティブサマリーレポート」で述べたように最も高い成長率を予測した調査会社は英フューチャーホライゾンの20%だったが、今回はそれを超えた。 [→続きを読む]
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SEMI、SEMIジャパン、SEAJが共同でまとめた、1月の世界半導体製造装置市場は、20億ドルと先月の21億3000万ドルからさほど落ちた数字ではなかった。このことは、逆に言えば極めて活発になっているということである。 [→続きを読む]

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