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2010年3月

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市場の報いあれこれ/市場実態PickUp/グローバル雑学王−89

市場の報いあれこれ/市場実態PickUp/グローバル雑学王−89

電子機器市場、あるいはエレクトロニクス市場は、最先端とvolumeというゾーン分け、そして企業向けと個人消費者という仕向け先で、大きく4つの象限でとらえることが多いこの頃という感じ方である。さらには先進国と新興国という分け方が浮かんでくるが、グローバル経済危機を経て回復基調の途上と言われる現時点であれこれ考えさせられる市場の反応である。 [→続きを読む]

3種の電池が低炭素社会へのキーテクノロジー、石田長官語る

3種の電池が低炭素社会へのキーテクノロジー、石田長官語る

「日本のエネルギー自給率は4.1%(2007年)(IEA)と主要先進国の中でもっとも低く、脆弱なエネルギー供給構造を補う上で再生可能エネルギーは重要である」と、石田徹資源エネルギー庁長官は今月はじめに開催された、FE EXPO, PV EXPO and Battery Japan展示会合同の特別講演で警鐘を鳴らし、再生可能エネルギーや蓄電池のさらなる技術開発への期待を述べた。 [→続きを読む]

トヨタの対応と品質管理について思うこと

トヨタの対応と品質管理について思うこと

今回の一連のトヨタの対応は、半導体分野から見ていて、とても違和感を持った。おそらくこの違和感こそが、海外のメディアが「トヨタたたき」として日本人の眼に映っているものではないだろうか。もちろん、同じ日本人としてトヨタにもっと頑張ってもらいたいと思う気持ちは同じなのだが。 [→続きを読む]

パワーグリッドをはじめとする電力関係に半導体の新応用分野を見る

パワーグリッドをはじめとする電力関係に半導体の新応用分野を見る

先週のニュースは、その前の週のエルピーダのスパンション買収や富士通の社長辞任取り消し騒ぎのようなビッグニュースはなかったが、丁寧によく見てみると電力(パワー)関係のニュースが地味ではあるが出ている。ここでは、それらをもっと掘り起こしてみよう。キーワードはスマートグリッド、太陽熱発電、ドリームライナーだろう。 [→続きを読む]

改めて知る危機インパクト/市場実態PickUp/グローバル雑学王−88

改めて知る危機インパクト/市場実態PickUp/グローバル雑学王−88

半導体製造装置業界の販売高実績、今年に入ってからの各社業績が発表されてきて、それぞれ昨年の落ち込み、前年同期比増加率から、2008年後半からの経済危機がもたらした爪痕というものを改めて感じている。他地域に比べた日本市場の縮小幅と回復の遅れが、半導体販売高と同様に目立っているところが見られる。我が国ならではの新しい魅力ある製品・サービスによる市場開拓・拡大が、本当に待たれる現時点であると思う。 [→続きを読む]

今年の世界半導体IC市場は27%成長で史上最高になるとIC Insightsが予測

今年の世界半導体IC市場は27%成長で史上最高になるとIC Insightsが予測

米市場調査会社のIC Insights社は、2010年における半導体ICの世界市場は、対前年比で27%増という予測を発表した。昨年の12月ごろから2010年の半導体IC市場を上方修正する動きが目立つ。「エグゼクティブサマリーレポート」で述べたように最も高い成長率を予測した調査会社は英フューチャーホライゾンの20%だったが、今回はそれを超えた。 [→続きを読む]

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