セミコンポータル
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2009年10月

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世界各地域の半導体業界はいずこも同時不況後の盛り返しに必死であるが、米国地域は月次販売高が前年比プラスに転じたのに対し、他の地域はまだ水面下にあり、欧州が最も遅れている現状となっている。再生に向けた動き、考え方を、関連する欧州でのいくつかの動きの中に追っている。 [→続きを読む]
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CEATEC 2009が開幕した。今年は出展者数590社・団体、そのうち海外からは22カ国、263社・団体。2123小間。昨年は出展社が804社・団体、3121小間であったので、昨年の2/3近い規模に縮小している。今年はNECやパイオニアも出展しておらず、また一旦出展を決めても、直前で取り消しをした企業もあり、いまだ多くの日本企業は構造改革途上でコスト削減の圧力にあえいでいる。 [→続きを読む]
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今、ベルギーに来ている。欧州に来るといつも考えさせられることだが、欧州企業には国という考えはもはやないようだ。グローバルなコラボは当たり前というスタンスをあちらこちらで見かける。日本は最近になって「グローバル化なしで成長なし」、を理解できるようになった。セミコンポータルはこれを加速・支援するため、10月27日に半導体エグゼクティブセミナーを開催する。テーマはやはりグローバル化だ。 [→続きを読む]
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監視カメラ市場にもフルHD(1920×1080の高精細)仕様がやってくる時代になってきた。三洋電機は4品種、6機種のフルHDカメラを発表した。これまではVGAやせいぜいSD(標準解像度)レベルの解像度しなかった。フルHD仕様のネットワーク監視カメラの狙いは単なる防犯や犯人探し、という目的だけではない。 [→続きを読む]
2009年の9月1日〜30日にもっともよく読まれた記事は、ブログ津田建二の眼「独断と偏見で切る、各社の製品表から見えてくる半導体産業のベストな再編」であった。これは国内半導体各社のウェッブサイトから製品一覧表を作り、強い企業と弱い企業を比較検討したもの。津田の独断と偏見からみた企業の組み合わせを議論した。単独の記事としては過去最高のページビューを得た。 [→続きを読む]
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9月最後の週は、東芝の半導体関係に関する研究体制(アドバンストマイクロエレクトロニクスセンター)をスリム化するため、本社の研究所である研究開発センターと工場に異動させ、1200人から500人に削減する、というニュースのインパクトが大きかった。次がLEDをバックライトに使う液晶テレビをシャープがサムスンに遅ればせながら発売することを表明した話題などを採り上げる。 [→続きを読む]
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通信用ICや高速RAMなどに注力してきた米IDT(Integrated Device Technology)社が民生分野の強化に乗り出した。このほどテレビ映像を鮮明にするビデオICとタッチパネルコントローラを製品化した。 [→続きを読む]
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米SIAからの世界半導体販売高の月次発表によると、6ヶ月連続の前月比増加となっており、今年1-8月累計では$133.8 billionで、前年同期比21.3%の減少となる。緩やかにもち直してきているが、グローバルな経済危機に陥って1年が経ち、前年との比較もスパンを広げる必要があるかと思う。従来からの成長軌道に一刻も早く戻ることを願って、引き続き半導体市場のホットな動きの検索&検証である。 [→続きを読む]
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英国スコットランドのウォルフソン・マイクロエレクトロニクスは、定格電流1.2AのDC-DCコンバータ2個と1.0Aを2個、さらに10個のLDO、1個の常時オンのLDOと制御回路を集積したパワーマネジメント(PM)IC、WM8320をサンプル出荷した。1.0Aの2個のコンバータを合わせると1.6Aを出力するDC-DCコンバータができる。しかもフレキシブルに構成を変えられる。この狙いは何か? [→続きを読む]
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半導体デバイスと材料の国際会議、国際固体素子材料コンファレンス(SSDM)が仙台の東北大学で10月7日から開かれるが、海外からの参加者が増えたそうだ。最終的な参加者は実際に会議が開かれないと明らかにならないが、少なくとも事前登録者数で比較する限り、台湾からの参加者が2008年の80名から2009年は104名と増えた。 [→続きを読む]

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