電気自動車に近いハイブリッド中心のカーエレは半導体には大きなビジネスチャンス
7月13日の週は、半導体業界においてビッグニュースというべきものはなかった。ただ、半導体の応用という点では自動車産業のハイブリッドカーへのシフトが顕著に表れたこと、ノートパソコン市場でいわゆるネットブックやスマートブックと呼ばれる超小型パソコンの売れ行きが好調であることがはっきりしたことを中心にとり上げ、最後にスーパーコンピュータ開発に富士通のみが参加することについて触れる。 [→続きを読む]
7月13日の週は、半導体業界においてビッグニュースというべきものはなかった。ただ、半導体の応用という点では自動車産業のハイブリッドカーへのシフトが顕著に表れたこと、ノートパソコン市場でいわゆるネットブックやスマートブックと呼ばれる超小型パソコンの売れ行きが好調であることがはっきりしたことを中心にとり上げ、最後にスーパーコンピュータ開発に富士通のみが参加することについて触れる。 [→続きを読む]
恒例のSemicon Westがこの経済不況のもとで開催され、半導体および関連市場の実態を記事から改めて感じ取るとともに、今後に向けてそれぞれの立場で奮起を図るメッセージというものを受け取っている。インテルの業績発表が呼び水になって、底を打ったという実感と今後への期待感が相次ぐ業界記事に色濃く表れている感じを受けている。グローバルに思いは誰しも共通ということと思う。 [→続きを読む]
セミコンウェスト2009が7月14日から始まった。初日の記者会見において、SEMI会長のスタンレー・マイヤー氏は、7月13日のセミコン開催前日にSEMIでディスカッションした半導体製造装置市場の見通しについて発表した。また製造装置市場だけではなく、半導体デバイス市場の回復状況、および半導体材料市場についても述べた。 [→続きを読む]
ある大学の経営学部の学生に特別講義という形で講演させていただいた。講演の最初に学生たちに、エレクトロニクスやITという言葉から何を思い浮かべるか、エレクトロニクス製品はどういうものか、について質問してみた。答えは? [→続きを読む]
日本半導体製造装置協会(SEAJ)とSEMI、SEMIジャパンが共同で、世界市場における半導体製造装置販売額について「Worldwide SEMS Report」5月分をまとめた。これによると、5月における半導体製造装置の販売額は、前年同期比66.8%減の7億1500万ドルになった。まだ大きく凹んだ状態ではあるが、回復の兆しははっきりと見える。 [→続きを読む]
先週のニュースで最大のインパクトはグーグルが新型OSを発表、これを搭載する小型ノートパソコンが来年にも出てくる、というニュースだろう。ネットブックあるいはスマートブックにおけるOSとして、ウィンドウズやLinuxがあるものの、新しくかつ無料のOSとして期待がかかる。もう一つ大きなニュースは沖データがルネサスの高崎工場の一部を買い取ったこと。 [→続きを読む]
半導体業界も昨年後半から今年の第一四半期にかけての落ち込みがあまりに大きかったためか、第二四半期の前四半期比増加率が大きく見えている現時点かと思う。世界各社の業績にもそれが表れているし、国内半導体メーカーも元の勤務体制に戻すというニュース報道が出たばかりである。しかし昨年前半の水準になるには遠い道程の感、市場が本当に求める新たな機軸の打ち出しが並行して展開しなければ、という感じ方が増してくる。 [→続きを読む]
半導体産業新聞を発行している産業タイムズ社は、最新エレクトロニクス製品を開発するのにあたり最も貢献した半導体製品と設計環境/開発ツールを称えるため「半導体・オブ・ザ・イヤー」を毎年選定している。先週、その表彰式に出席させていただいた。最初の年が1994年だから今年で16回目になる。それまでは「LSI・オブ・ザ・イヤー」と呼んでいた。 [→続きを読む]
学会や産業界など半導体ビジネスに従事されておられる人を対象に講演させていただくことが多々あるが、このほど学生向けに大学で講義することになった。就職を控えた3年生、2年生と一部の大学院生、といった半導体の世界とは無縁な文科系の人たちに向けてエレクトロニクス産業・半導体産業で今、起きていることについて話をする。どうやって一般の人に受け入れられる内容にしようか、頭を悩ませながら今資料を集めている。 [→続きを読む]
スマートグリッドの開発が始まっている。スマートグリッドとは、「電力供給をおこなう新しい技術であって、エネルギーとコストを節約しつつ、ITや通信技術を用いて供給者と消費者の間にある問題を全体最適化するシステム」とここでは定義して見よう。スマートグリッドは半導体の新しい市場になるのだろうか? [→続きを読む]