セミコンポータル
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2007年7月

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楽天がTBSの株を増やそうとしている。インターネットと放送との融合などという表現で新聞紙上をにぎわすことが多い。しかし、楽天はインターネットを通して、ショッピングモールを展開している企業であり、銀行経営や証券ビジネスなどの金融業も手がけている。コンテンツを主体的に提供するメディアではない。メディアである放送とショッピングモールや金融の経営とは本来全く違う業種である。決して融合はしない。 [→続きを読む]
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 アイサプライ・ジャパンがこのほど発表した2007年6月のDGレシオは1.17を前月と同様キープし、半導体市況の本格回復がいよいよ本物になってきたことを表している。DGレシオは、半導体の出荷に対する受注額の比を表し、いわゆるB/B(book to bill)レシオと同様な指数である。 [→続きを読む]
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 シャープは、LED照明の分野に力を入れ始めた。この7月から、ハロゲンランプ20Wに相当する明るさ280ルーメンの白色LEDモジュール・シリーズを発売した。これまでの白色LEDと同様、青色LEDのチップを使い、その上に補色となる色の蛍光体をかぶせ、青色を混合することで白色を実現している。このモジュールの消費電力は、280ルーメンの明るさで3.6Wで、約1/6と小さい。 [→続きを読む]
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 MEMS(micro electro mechanical system)ビジネスが広がっている。超微細な機械加工をシリコン上で行ってきたMEMS技術だが、その定義も広がっており、基板はシリコンとは限らず、石英、ステンレスなど、基板を問わなくなってきている。7月25-27日に東京ビッグサイトで開かれた「マイクロマシン/MEMS展」では、この産業の広がりをみせ、基板種類の広がりだけではなく、MEMS加工装置や設計ツール、計測器、材料、さらにはファウンドリサービスまで広がっている。来場者数は過去最高の1万2424人と対前年比6%増、出展者は347社と昨年の313社よりも11%伸ばした。 [→続きを読む]
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IBMのサービス部門であるIBM Global Business Serviceが日本のエレクトロニクス企業について調査したレポートを米国の友人からもらい、読んだ。パブリックに公開されているこのレポート「Winning the Global Challenge」は、日本のエレクトロニクス企業について分析し、その弱点と今後どう解決していくかというソリューションを提供している。 [→続きを読む]
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International SEMATECH Manufacturing Initiative Scott Kramer氏 米半導体コンソーシアムSEMATECHの子会社で生産性にフォーカスするISMI(International SEMATECH Manufacturing Initiative)社が450mmウェーハの実用化に向けて動き出した。この7月のSEMICON Westでその旨を発表したが、このほど来日したISMIトップのScott Kramerディレクタにその詳細を聞いた。 [→続きを読む]
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 2004年に創立されたばかりの米国のベンチャー、Intermolecular社は、半導体プロセス開発に向け、1枚のウェーハで数十〜数百種類もの実験条件を同時に変えられる新しい実験装置を、コンサルティングサービスとともに売り出した。7月のSEMICON Westで発表されたこの装置の狙いは、新材料・プロセス開発期間の短縮にある。 [→続きを読む]
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 ドイツのキモンダ社、米国のマイクロン社とDRAMメーカーがこの四半期(4〜6月)に次々と赤字を計上し、唯一サムスンだけが黒字を発表したDRAMビジネスにおいて、エルピーダメモリは、売り上げ1095億円に対して営業利益37億円を確保したと発表した。 [→続きを読む]
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言葉の説明をするつもりはないが、かつて大いに騒がれた言葉としてソフトエラーの問題がある。実は最近でも、微細化技術が進みSRAMにおいて問題が表面化してきている。ソフトエラーは、一時的な故障のことで電源を切ればまた元の正常状態に戻る故障モードのことである。これに対してハードエラーは永久故障ともいうべき故障モードで、電源を切ろうが何をしようが決して元には戻らない。 [→続きを読む]
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 英国のARM社は、Cortexファミリの速度を2倍にあげる技術で、米Intrinsity社と提携、その第一弾としてIntrinsity社のFast14 1-of-N Domino Logic技術を使ったCortex-R4Xプロセッサコアを開発する。 [→続きを読む]

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