Semiconductor Portal

HOME

2月に最もよく読まれた記事は、ルネ・富士通・パナの3社連合関連ブログ

2012年2月に最もよく読まれた記事は、津田建二の眼「『企業は人なり』を忘れるな、半導体業界再編の重要な視点を再認識せよ」だった。これはルネサスと富士通、パナソニックの3社の半導体部門を合併させようという日本経済新聞の1面トップの記事について述べたもの。

いたずらに企業同士を連合させてプレーヤーを減らそうという発想は、後ろ向きでしかなく、しかもプレーヤーは世界を舞台にしているため、いくら日本国内で数を減らしても海外メーカーはどんどん国内市場にもやってくる。こんな時代遅れの発想では、半導体産業は世界で太刀打ちできないことを警告した記事である。

第2位はニュース解説「ルネ・富士通・パナの半導体連合ニュースから今の半導体産業を分析する」はトップの記事の続編であり、今の半導体産業がどのように変わってきているかを述べたもの。

第3位:マーケット「日本製半導体チップのシェアは16%に低下、成長戦略にアタマを切り替えよう」では、日本製半導体が世界市場で落とし続けているシェアが16%にまで低下したことを米市場調査会社のIC Insightsが調べたことに言及した。

第4位:ニュース解説「家電メーカー3社が巨額の赤字の通期見通しを発表、成長戦略いまだなし」では、総合家電メーカーからの決算が発表されたことに対して、やはり世界市場・世界プレーヤーを見ていないことを指摘した。

第5位:長見晃の視点「DRAMはじめ新機軸の展開を引っ張ったAppleton氏事故死の衝撃」は、マイクロンのCEOであったAppleton氏が趣味の飛行機操縦で事故に遭い死亡したことに触れ、彼の人なりやマイクロンの実績について述べたもの。

ご意見・ご感想