Semiconductor Portal

» ニュース » 編集長が選ぶ世界のNews

CET-LetiとSTがバイオモニタリングで共同開発、データセンターによる光ファイバ需要が92Mマイル、インドの研究所が64ビットデュアルコアプロセッサを開発

今日のニュースは、3本採り上げます。CEA-LetiとSTが生体情報を連続モニタリングするパッチを共同開発、データセンターには92Mマイルの光ファイバ需要あり、インドの研究所が独自の64ビットデュアルコアプロセッサを開発、です。

編集長が選ぶ世界のNews


フランスは公的研究所と世界的な半導体企業とのタイアップ研究による事例が多くみられますが、これもその一つです。特にヘルスケア向けのセンサや信号処理ICでは、医療関係者とのコラボレーションが欠かせません。日本はいかがでしょうか。

もう一つ、ハイパースケーラーは世界中のいくつかのデータセンターを光ファイバで結んでいます。さらに多くのデータセンターが設立されるなら、それらをつなぐ光ファイバ需要も当然必要です。

3本目の記事は、インドの実力を示すニュースです。RISC-Vコアをベースにして64ビットデュアルコアのプロセッサをインドの経済産業省に相当する省の傘下にある研究所C-DAC(Centre for Development of Advanced Computing)が開発しました。インドは元々半導体設計が得意な国ですから、製造の得意な日本とのコラボは価値のあるものになるかもしれません。

CEA-LetiとSTMicroelectronics、ヘルスケア向けパッチの共同開発で合意
全文:CEA-Leti Worked with STMicroelectronics on Health & Wellness Breakthrough, Semiconductor Digest

データセンターは92Mマイルの光ファイバが必要、市場調査会社RVAの見積もり
全文:Data centers will need 92M miles of new fiber, Fierce Network

インドの研究所が独自の64ビットデュアルコアプロセサを試作
全文:India Launches DHRUV64, First Indigenous 64-Bit Dual-Core Processor, EE Times

ご意見・ご感想