5月に最もよく読まれた記事は、良好な業績を残す2企業の取り組み
2025年5月に最もよく読まれた記事は、「Qualcomm、東京エレクトロンの決算から見えてくる今後の動向」であった。これは、モバイルプロセッサやモデムに強いQualcommが常に新しい技術を織り込むことで業績を伸ばしていることや、今後の中国向け売上を落としながら業績を上げている東京エレクトロンの取り組みを伝えた記事である。
2番目によく読まれた記事は「2024年最新のOSATトップテンランキング」である。これは、市場調査会社のTrendForceが久しぶりに発表したOSATの企業トップテンランキングで、各OSAT企業の業績をベースにしている。
3番目によく読まれた記事は、服部毅氏の「トランプ政権は半導体や半導体製造装置に高関税賦課をするの?しないの?」である。トランプ大統領の最初の発言は脅し、次に相手が恐れる気持ちに付け込んで、少し緩めてやる、というケンカ手法で不動産事業をやってきたが、その手法を政治の場でも使ってきたため、政治家やビジネスマンからは理解できないという側面を持つ。
第4位は週間ニュース分析「規制をくぐる新AIチップ、中国の自立化など脱トランプ化の動きが活発に」である。中国への輸出規制をすり抜けるNvidiaや、米中対立から中国が本気で半導体開発に取り組んできた様子を描いた。
第5位「TSMCが2nmプロセスを今年後半に量産開始、1.4nmは2028年量産へ」も服部毅氏のブログである。