4月に最もよく読まれた記事は、製造装置の供給不足記事
2017年4月に最もよく読まれた記事は、「半導体製造装置が足りなくなる!!〜2020年東京五輪に装置の売上倍増」であった。最近の製造装置のB/Bレシオが1.0を超え、安定的に推移していることから製造装置の供給不足を予測した記事である。
第2位は「東芝メモリ株式会社が始動」である。これは東芝から分社化したメモリ新会社が4月1日から業務を開始したことを伝えたもの。分社化したのは、新会社を売りに出すことによって東芝本体の赤字を少しでも補てんしたいためだ。このネガティブな理由のために好調なメモリ事業を低く見積もられる恐れがあることを指摘した。
第3位の「IHSも2016年の世界半導体売上ランキングを発表」は、3月末にIHSが調べた半導体ランキングである。ファウンドリを含まないため、調査した半導体企業の合計がそのまま半導体市場となる。
第4位「東芝が日本半導体を担ってきた事実!〜評価額2兆円、巨大投資続行を宣言」では、東芝のメモリ事業は日本を代表する半導体メーカーだったことを述べている。
第5位「半導体製造装置でも日本勢は負け出していないか?」では、韓国の半導体製造装置メーカーが最先端プロセスを扱うようになってきたことを指摘している。