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日本製装置のB/Bレシオ、世界市場においても13ヵ月ぶりに1を超える

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日本半導体製造装置協会(SEAJ)が日本製半導体製造装置の受注・販売統計の7月分を発表した。3ヵ月移動平均で算出されるB/Bレシオは、4月の0.76から上昇し続け、13ヵ月ぶりに1を超えた。しかし、受注高・販売高ともに前年同期比割れが続き、油断できない状況が続いている。

半導体製造装置 日本製装置 受注高/販売高


7月の受注高は939億100万円で、対前年同期比27.8%減となった。対前月比ではわずか0.002%減に留まったが、今年4月から4ヶ月連続で1,000億円を切る低水準が続いている。


半導体製造装置 日本製装置 受注高


一方、販売高はここ1年間で最低の698億9800万円まで落ち込んだ。前月には1,000億円台まで回復したが、31.1%減と後退した。対前年同期比でみてみると、昨年12月から8ヵ月連続して対前年同期比割れが続いているが、今回の57.3%減のような大幅なマイナスはない。


半導体製造装置 日本製装置 販売高


(セミコンポータル編集室 山田敦子)

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