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世界の半導体市場、8月は前年同期比も前月比もプラス成長

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2020年8月の世界半導体販売額は、移動平均で前年同月比4.9%増、前月比3.6%増の362億ドルと依然として好調だ。これはSIA(米半導体工業会)が発表した数字だが、新型コロナ禍においても世界の半導体が好調であることを示している。反面、日本の半導体市場(買う側)は残念ながら前年同月比1.4%減となっている。

図1 世界半導体販売額、2020年はYoYでずっとプラス成長

図1 世界半導体販売額、2020年はYoYでずっとプラス成長


地域別で8月に最も大きく伸びたのは米国で、前年同月比23.6%増の79億2000万ドルでアジア太平洋地区は2.1%増の99億ドル、中国は3.0%増の124億6000万ドルとなっている。日本の1.4%減の30億2000万ドルよりも悪かったのは欧州で10.1%減の29億4000万ドルとなっている。

前月比でみると、全ての地域でプラス成長となっており、少しずつ回復の兆しが見える。最も低いのは日本の1.5%増で、最も高いのはアジアの5.6%増となっている。

全ての数字が移動平均で表されおり単月の数字は発表されていないが、SIAの出す数字はWSTSの数字に基づいているため、WSTSの6月と7月の実績値を使えば8月単月を見積もることができる。それを元に算出し、単月の数字の前年比と前年との差をグラフ化したのが図1である。

図1から少しずつだが成長しているように見える。8月は前年との差で28億ドルプラスの8%増となっている。28億ドルプラスは2020年に入って最も高い数字である。ゆっくりだが着実に成長してきている様子がうかがえる。

参考資料
1.世界半導体市場、2019年12月は単月プラス成長になった (2020/02/05)

(2020/10/07)

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