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中国における外国半導体企業、Maximは売り上げ急増、TIは売上額最大

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世界の半導体メーカーが中国市場で製品をどのくらい販売しているのか。市場調査会社のキャップインターナショナルは、このほど、アナログ/ディスクリート/マイコン/ロジックのベンダー16社の中国における売り上げ状況を応用分野と共に発表した。

図1 中国市場ではMaximの伸びが著しい 出典:キャップインターナショナル

図1 中国市場ではMaximの伸びが著しい 出典:キャップインターナショナル


調査した半導体メーカー16社を二つに分け、Alpha & Omega Semiconductor、Analog Devices、Fairchild Semiconductor、Infineon Technologies、International Rectifier、Linear Technology、Maxim Integrated、ON Semiconductorの8社をPart.1に、Altera、Freescale Semiconductor、LSI、Microchip Technology、NXP Semiconductors、STMicroelectronics、Texas Instruments、Xilinxの8社をpart.2にまとめている。

このレポートPart.1によると、中国でもっとも売り上げを伸ばした企業はMaximである(図1)。2009年の4億9700万ドルが2013年には9億9600万ドルへと倍増した。企業や事業部門の買収などで売り上げを伸ばした。2位のInfineonは、売り上げ拡大よりも収益の確保を重視しているという。Maxim、Infineonの間接販売比率はそれぞれ、42%、35%と低く、共に自社販売ルートを確立している。

Part.2では、アナログIC専業メーカーとは違い、マイコンやロジックも持つICメーカーをカバーしている。その売り上げ規模はアナログ専業よりも大きい。最大のメーカーはTIで、2013年の売上額は50億2000万ドルである。その内44%が通信用であり、直販比率も56%になる。このため、世界全体に向けて販売しているTIは、中国での顧客の工場にそのまま納めているといえる。中国が世界の工場と言われるゆえんである。特にノキアは中国で携帯電話機を製造しており、TIはその工場にOMAPシリーズを納入していたため、2011年からのTIの売り上げ低下は、ノキアの売り上げ低下とリンクしているようだ(図2)。


図2 中国でのTIの売り上げは最大だが低下気味 出典:キャップインターナショナル

図2 中国でのTIの売り上げは最大だが低下気味 出典:キャップインターナショナル

なお、レポートは、以下のURLで入手可能である。
半導体ベンダーの中国市場開拓動向 Part1.アナログ/ディスクリートベンダー編
半導体ベンダーの中国市場開拓動向 Part2.マイコン/ロジック/アナログベンダー編

(2014/02/14)

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