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07年Q2の半導体装置市場、台湾・中国が牽引役となり対前期比3%増の110.6億ドル

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 2007年Q2の半導体製造装置市場は、前期の107.5億ドルを3%上回り、110.6億ドルとなったことが、SEMIから発表された。この数値はSEMIとSEAJが合同で統計作業を行ったもので、150社以上の半導体製造装置メーカーから提供される毎月の売上高をベースとした数値である。前年同期比では、15%増となった。

 今回の前期比増のけん引役となったのが台湾市場である。台湾市場は1Qの20.1億ドルから2Qには31.6億ドルとなり、同市場はシェアも1Qの19%から2Qには28%と二桁台の成長に迫る勢いとなった。伸び率で最大となったのが中国市場である。1Qの6.5億ドルから2Qには12.1億ドルと87%増となった。中国市場もシェアを1Qの6%から2Qには11%と伸ばした。ほかの地域はすべてマイナス成長となり、米国が10%減、欧州が18%減、日本が10%減、韓国が29%減、その他が20%減となった。

半導体製造装置市場四半期推移

1Q・2Q07の地域別半導体製造装置市場

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