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長見晃の海外トピックス

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米中摩擦の狭間、半導体業界における台湾の急伸長および脈動

米中摩擦の狭間、半導体業界における台湾の急伸長および脈動

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜27日正午過ぎ時点、世界全体で6085万人を超え、1週間前から約410万人増加とほとんど変わらない勢いである。欧州が最多で、11月22日に1600万人を上回り、北米は11月26日に1300万人に達している。今年の世界半導体販売高関連のデータがあらわれ始めたが、米国SIAの月次販売高が前年比5〜6%増の堅調な推移を示して、このまま順調であれば過去最高を記録した2018年($468.8 Billion)に次ぐ年間販売高が見込まれる。このほど発表のIC Insightsの2020年サプライヤ・トップ15予想データでは、特に30%を越える伸び率のサプライヤの顔ぶれでの台湾勢、そして台湾系米国人がCEOの会社の席巻の状況に改めて注目している。 [→続きを読む]

米国の制裁下、厳しい局面続きの中国半導体業界および関連評論

米国の制裁下、厳しい局面続きの中国半導体業界および関連評論

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜20日正午前時点、世界全体で5675万人を超え、1週間前から約420万人増加と依然勢いを増す一途である。 欧州が最多、11月18日に1500万人を上回り、中南米、アジアそして北米と続いている。米国との貿易摩擦で輸出制裁を受ける中、9月15日から基幹半導体を入手できなくなったHuaweiはこのほど低価格スマホ事業の売却を発表、生き残りを図っている。特に10月から中国の半導体関連プロジェクトの中断あるいは中止の記事を目にしているが、Wuhan Hongxin Semiconductor Manufacturing Company(HSMC)が最新の犠牲者との表され方がある。中国半導体業界の今後について、分析および戦略に向けた評論が続いている。 [→続きを読む]

アップルの自社設計開発半導体搭載パソコン「Mac」発表の波紋

アップルの自社設計開発半導体搭載パソコン「Mac」発表の波紋

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜13日正午過ぎ時点、世界全体で5255万人を超え、1週間前から約400万人あまり増加と勢いを増す一途である。日本や米国では新規感染の右肩上がりが続いている。米国大統領選挙はジョー・バイデン氏が当選を確実にし、米中、半導体の切り口で今後の見方が取り沙汰され始めている。アップルが3回目の新製品発表、こんどは注目&待望の自社開発プロセッサ「M1」搭載のMacintoshコンピュータ、「Mac」である。PowerPCからインテルに移行したのが2005年、それから15年経っての自前プロセッサへの移行を巡ってさまざまな視点の論評が見えてきている。 GAFAの自前custom設計に向かう流れがAmazonでも見えている現時点である。 [→続きを読む]

最先端技術&製品&生産、米中摩擦を巡って、打開を図る多彩な動き

最先端技術&製品&生産、米中摩擦を巡って、打開を図る多彩な動き

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜6日お昼前時点、世界全体で4845万人を超え、1週間前から約370万人増加とさらに勢いを増している。民主党候補、ジョー・バイデン(Joseph Robinette Biden, Jr.)氏が過半数に迫って今なお激戦状態の米国大統領選挙であるが、半導体関連業界では今後に向けて様々な壁の打開を図る多彩な動きが見られている。最先端の挽回を図るインテルはchiplet実装への取り組みなどの一方、先端生産を外部委託する動きも。米国の輸出規制に苦しむ中国・Huaweiは、上海にウェーハfab新設を検討かとの報道が見られている。アップルは自前設計ArmベースCPU「アップルシリコン」搭載パソコン「Mac」の発表を控える、などである。 [→続きを読む]

増勢続く世界半導体販売高:高まるインテル絡みのM&Aインパクト

増勢続く世界半導体販売高:高まるインテル絡みのM&Aインパクト

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜30日お昼前時点、世界全体で4474万人を超え、1週間前から約334万人増加と勢いを増している。米国の新規感染者が10月29日、1日当たりの最多を更新する一方、欧州では都市封鎖の連鎖が生じている。正常化が遠のく感じ方の中、米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から月次世界半導体販売高の発表が早め月末の週末に行われ、9月が$37.9 billionと昨年以降最高の水準、7-9月四半期が前四半期比11.0%増と先行き不安定性の中で増勢を保っている。NAND事業を売却したインテルであるが、こんどはライバルのAMDがXilinxを買収して対抗の色合いを強めるなど、インテル絡みのM&Aインパクトが高まっている。 [→続きを読む]

注目の動き2点:米司法省のGoogle提訴、インテルのNAND事業売却

注目の動き2点:米司法省のGoogle提訴、インテルのNAND事業売却

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜23日お昼前時点、世界全体で4140万人を超え、1週間前から約270万人増加と勢いが増している。1日あたりに確認された新規感染者数が、10月22日に世界全体で42万3819人で過去最多となり、地域別では欧州が19万人を超え、10日連続で10万人を上回っている。業界関連で2つの注目の動きが見られ、米国司法省が「検索で競争阻害」 とする独占禁止法違反でGoogleを提訴したのが1つ、そして半導体最大手、米国IntelがNANDフラッシュメモリ事業の韓国SK Hynixへの売却を発表している。GAFAの一角にメスを入れる裁判の成り行き、そして後者は各国の独禁法当局の承認が得られるかどうか、ともに目が離せないところである。 [→続きを読む]

米国規制下のAppleの新型iPhone発表、スマホ&半導体市場への波紋

米国規制下のAppleの新型iPhone発表、スマホ&半導体市場への波紋

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜16日お昼前時点、世界全体で3870万人を超え、1週間前から約250万人増加と勢いが増している。感染再拡大が目立つ欧州は10月15日、地域別でも過去最多となる12万7770人の感染者が見つかっている。地域別では中南米が最も多く、アジア、北米、そして欧州と続いている。この9月、新型の「Apple Watch」と「iPad」などを発表したAppleが、米国西部時間13日午前からのオンライン特別イベントで「5G」に初めて対応する「iPhone」を発表、これで5G対応スマホの各社揃い踏みとなっている。時あたかも米国のHuawei、SMICなど対中輸出規制の影響が渦巻く中、スマホおよび半導体市場にさまざまな波紋が投げかけられている。 [→続きを読む]

8月半導体販売高、7ヶ月連続で前年比増;引き続く米国規制の余波

8月半導体販売高、7ヶ月連続で前年比増;引き続く米国規制の余波

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜9日お昼前時点、世界全体で3620万人を超え、1週間前から約200万人を越える増加の勢いが続いている。 地域別では中南米が最も多く、アジア、北米、そして欧州と続いている。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)より8月の世界半導体販売高が発表され、$36.2 billionで前月比3.6%増、前年同月比4.9%増となっている。米中、コロナと不安定要因に覆われる中、今年の2月以降7ヶ月連続の前年比増加と健闘している。昨年は後半盛り返した経緯だけに、この増加基調がこの先保たれるかに注目している。Huawei、そしてSMICに対する米国の輸出規制の各方面への影響、余波が引き続く現時点でもある。 [→続きを読む]

米国のHuaweiに加えSMICへの輸出規制、波及する多様なインパクト

米国のHuaweiに加えSMICへの輸出規制、波及する多様なインパクト

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜2日お昼前時点、世界全体で3409万人を超え、1週間前から約200万人増と同じペースの勢いが続いている。地域別では中南米が最も多く、アジア、北米、そして欧州と続いている。トランプ米国大統領が感染、大統領選はじめ先行きへの不透明感が高まる現時点である。米国が中国・Huaweiに対する輸出規制を厳しく強化したのに続いて、中国のトップ半導体メーカーでファウンドリーのSemiconductor Manufacturing International Corp.(SMIC)について米国半導体会社に対し技術輸出の場合、連邦政府からlicenseを受けなければならない、と同様の通告を行って、世界の関係各方面に多様&深刻な影響を引き起こしている。 [→続きを読む]

米国の対中制裁コントラスト:最高の活況の台湾 vs. 苦境のHuawei

米国の対中制裁コントラスト:最高の活況の台湾 vs. 苦境のHuawei

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜25日正午時点、世界全体で3200万人を超え、1週間前から約200万人増と変わらず勢いが続いている。地域別では中南米が850万人を超えて最も多く、アジアは9月18日から北米を上回り、21日に700万人を超えている。この9月15日発効の新しい米国の対中貿易制裁により、中国のテレコム最大手、Huaweiでは必須の半導体が手に入らない事態となって大変な苦境に陥っている。一方、この中国からの駆け込み受注で台湾の半導体および半導体製造装置業界では熱い活況となっている。 折しもSEMICON Taiwanが9月23日に開幕、2020年の台湾の半導体業界のoutput額が$100 billion台突入の見込みが打ち上げられている。 [→続きを読む]

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