最新ファウンドリランキング、前四半期比で平均9.6%成長

2024年第2四半期(2Q)におけるファウンドリ企業トップ10ランキングが発表された。23年4Qの5位から3位に躍進した中国SMICは、前四半期比(QoQ)で8.6%成長し、4位との差をさらに広げた。同じ中国企業でも、国が一部出資しているNexchipはQoQで3.2%減となっており明暗が分かれている。 [→続きを読む]
2024年第2四半期(2Q)におけるファウンドリ企業トップ10ランキングが発表された。23年4Qの5位から3位に躍進した中国SMICは、前四半期比(QoQ)で8.6%成長し、4位との差をさらに広げた。同じ中国企業でも、国が一部出資しているNexchipはQoQで3.2%減となっており明暗が分かれている。 [→続きを読む]
筆者はこのたびご縁があり、「インサイダーズ」の執筆陣に加えていただくことになった。現在は桜美林大学大学院の特任教授として中華圏の産業動向などを研究しているが、2023年3月までは日本経済新聞で記者として活動してきた。半導体には経済紙の担当記者程度の知見しかないが、中国総局長(北京拠点長)、台北支局長などとして合計で9年間、海外駐在した経験がある。当ブログでは、半導体産業の皆さまの参考になる中華圏の情報をお届けしたい。 [→続きを読む]
先週末のビッグニュースはNvidiaの業績発表だった。Nvidiaの決算時期は2月から翌年の1月までであり、2025年度第2四半期(2024年5〜7月期)の決算が8月29日(米国時間)に発表された。売上額は前年同期比(YoY)2.22倍の300億4000万ドル、営業利益は、営業利益率62%の186.4億ドルとなった(図1)。YoYでは2.74倍と極めて大きい。 [→続きを読む]
AI需要が独り引っ張って、パソコン、スマホはじめ従来の半導体分野の本格回復待ちという率直な現状のあらわし方が多々見られる半導体市場のなかで、これもAI分野を大きく引っ張るNvidiaの5-7月四半期の業績が発表されている。売上高はが前四半期比15%増、前年同期比122%増の$30 billion、利益が前年同期比174%増の$18.64 billionと、非常に素晴らしい結果であるが、あまりに期待が過剰でこれでも不足ということか、これを受けた同社の株価は一時8%安と荒い値動きという反応である。AIのいろいろ先行きへの懸念など、発表を巡る動き&見方を追っている。そして、これもAIが1つの焦点、高性能プロセッサの祭典、Hot Chips 2024発表関連に注目している。 [→続きを読む]