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2023年3月

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【動画】新半導体工場の現状〜ラピダス、JASMなど〜会員限定Free Webinar(3/16)

【動画】新半導体工場の現状〜ラピダス、JASMなど〜会員限定Free Webinar(3/16)

【概要】2nmプロセスのファウンドリビジネスを目指すラピダス社の量産工場の場所が北海道の千歳市に決まりました。また、TSMCとソニー、デンソーとの合弁企業のJASMの熊本工場も順調に建設が進んでいるようです。今の段階でわかる範囲の半導体新工場の情報をお伝えします。 [→続きを読む]

習近平政権3期目、日韓首脳会談の中、中国、韓国の半導体関連注目

習近平政権3期目、日韓首脳会談の中、中国、韓国の半導体関連注目

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜18日午前10時半時点、世界全体で6億7800万人に達し、1週間前の金曜10日午後2時に対し約143万人増である。刻刻のデータ追跡ソースも減ってきている模様であるが、なお注視を要するところではある。 習近平政権でかつてない3期目に入った中国、最悪の関係打開を図って日韓首脳会談に漕ぎ着けた韓国、とそれぞれの現時点で半導体関連の注目の動き&内容が相次いで見られている。中国では、ここぞと半導体強国への号令がかかる一方、米国の半導体輸出規制への様々な対処、振る舞いが続いている。韓国は、米中の狭間に置かれる中、我が国の半導体材料など輸出規制が解かれ、米国の規制&呼びかけへの対応が注目される一方、Samsungがソウル近郊の世界最大拠点計画を打ち上げている。 [→続きを読む]

Imec、脱炭素のためのリソとエッチング工程の評価手法を開発

Imec、脱炭素のためのリソとエッチング工程の評価手法を開発

半導体工場の脱炭素化が求められるようになってきたが、ベルギーの研究開発会社であるimecは、リソグラフィとエッチング工程における環境負荷を定量的に評価するシミュレーションを発表した。半導体プロセスの環境評価によりCO2削減への対策を打つことができる。まずはリソとエッチング工程でEUVの優位性が示された。 [→続きを読む]

「ITMedia Virtual EXPO 2023春」の感想

「ITMedia Virtual EXPO 2023春」の感想

ITMedia Virtual EXPO 2023 春が2023年2月14日-3月17日に開催された(参考資料1)。建設業と製造業のデジタル総合展として、その名の通りバーチャル展示会である。この種の展示会は、資料や動画がアーカイブになっていて、居ながらにして、いつでも視聴できるので非常にありがたい。本稿では各ブースを訪問し、AI&IoTに関する情報を収集して、僭越ながら筆者なりにその動向を分析した結果をまとめる。 [→続きを読む]

半導体の人材育成、プログラムを創設する経産省、レゾナックは新人事制度

半導体の人材育成、プログラムを創設する経産省、レゾナックは新人事制度

半導体産業がかつてないほど盛り上がりを見せているが、問題となっている人材育成に関して経済産業省から新しいプログラムを創設するという計画が発表された。旧昭和電工は日立化成を買収してレゾナックと社名を改め、半導体を念頭に置いた人事制度を刷新する。北海道もラピダス支援の新組織を作る。米国はインドと半導体で協力するという覚書を交わした。 [→続きを読む]

米国の圧力による奔走、翻弄:対中規制、Chips Act、Entity List

米国の圧力による奔走、翻弄:対中規制、Chips Act、Entity List

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜10日午後2時時点、世界全体で6億7657万人に達し、ほぼ1週間前から約84万人増、前週比11万人減である。我が国では、この3月13日からマスクの着用を個人の判断に委ねる政府方針である。米国が主導する動きが相次いでいるなか、圧力を受ける関係国において奔走する、あるいは翻弄される事態が見られている。半導体輸出はじめ中国に対する規制への同調を求められるオランダ、韓国、そして我が国。申請対応を始めたばかりで、具体的な要件をめぐって確認のやりとりが見られる米国Chips Act。そして、米国がEntity Listの対象企業を拡大、米国企業の一大中国顧客が追加ということで、落ち着かない事態に。いずれも関係各社のビジネス、事業への非常に大きな影響が予想される内容である。 [→続きを読む]

2023年はDRAMの主用途がモバイルからサーバー向けに大きく転換する年に

2023年はDRAMの主用途がモバイルからサーバー向けに大きく転換する年に

サーバー用のDRAMが2023年中にモバイルDRAMを記憶容量のビット数で超えるという見込みをTrendForceが発表した。DRAMの総ビット出荷量は、サーバー向けが37.6%になるのに対してモバイル向けは36.8%に留まると予想した。つまりこれまで、DRAMのビット出荷量全体をけん引していたモバイル向けがとって代わられることになる。 [→続きを読む]

2月に最もよく読まれた記事は「1200VのパワーGaNベンチャー」

2月に最もよく読まれた記事は「1200VのパワーGaNベンチャー」

2023年2月に最もよく読まれた記事は、「GaNの常識を覆す1200Vの技術でEV市場を狙うパワー半導体ベンチャー」であった。GaNは650Vまで、SiCは1200V以上も可、というこれまでの常識を覆すGaN HEMT構造を見直した結果、横型HEMTでも1200V、20A程度のパワートランジスタを作れることを実証した。ソニー出身のエンジニアが設立したGaNのベンチャー「パウデック」を紹介した記事だ。GaNでも縦型にすれば1200Vは可能だと言われているが、作りやすく安価な可能性のある横型で高耐圧を実現した。 [→続きを読む]

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