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2016年2月

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先週、各社の2015年第1四半期~3四半期の決算報告があり、3期累計で日立製作所とソニーは増収・増益、パナソニックは減収・増益、東芝は減収・減益(マイナスの赤字)、という結果であった。売上増収とはいっても、好調な日立でさえ前年比4%増、ソニーは同0.5%増、パナソニックは同4%減、東芝は同6%減、であった。 [→続きを読む]
米国Semiconductor Industry Association(SIA)から定例の月次世界半導体販売高が発表され、今回は2015年12月そして注目の2015年年間の販売高が表わされている。史上最高である前年、2014年の販売高、$335.8 billionを2015年が上回れるかどうかが注目されたが、モバイル機器の伸びの鈍化、そして半導体業界に吹き荒れたM&Aの嵐が象徴する世界経済の減速に覆われて、盛り返しに至らず0.2%減の$335.2 billionと僅かながら下回る結果となっている。2016年はどうなるかについて、現下の続く減速基調から慎重な見方が大勢になってきている。 [→続きを読む]
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太陽電池やLED照明の分野を圧倒的な札束攻勢で制覇した中国ではあるが、市場は混乱し、その後それらの中国企業の多くが大赤字であるというのだから話にならない。しかし液晶分野にも3兆円投入し、2018年までの世界チャンピオン奪取はほぼ確実になってきた。 [→続きを読む]
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2016年1月に最もよく読まれた記事は「ウェーハプロセス生産能力のトップ10社ランキング」であった。これは半導体メーカーのウェーハプロセス工場の生産能力をIC Insightsが調査したもので、1位はSamsung、2位TSMCという順であった。メモリメーカーとファウンドリが上位に来ている。 [→続きを読む]
Infineon Technologiesがスマートフォンやタブレット、パソコンだけではなく、クルマやスマートホーム、IoTなど広い範囲の応用に使えるように(図1)、セキュリティを上げるためのシステムを提案している。特にクルマはサイバー攻撃にさらされる危険があることが最近証明され、クルマを攻撃から守るべき対象となることがはっきりした。 [→続きを読む]
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半導体関連企業の決算報告や発表などから、現状と今後の見通しが見えてきた。シリコンウェーハの数量は少なくとも増加しており、半導体IC産業は上向いている。これに向け積極的に投資する企業が出てきている。しかし、企業によって伸びなかった所もあり、ビジネス機会を捉えたかどうか、個々の企業の経営戦略が問われる時代になっている。 [→続きを読む]
中国の経済成長鈍化はじめ世界経済の減速基調が強まってきた2015年後半であるが、明けて2016年、早々から世界同時株安、原油価格下落と収まることなく続いている。世界各国のGDPデータにも低迷、減速、マイナス傾向がはっきり出てきており、半導体関係各社の2015年末四半期業績では厳しさが一層表れて、2015年年間の世界半導体販売高の成り行きを抑えるところとなっている。引き続く半導体業界M&Aのインパクトが方々で見られ、今後に向けた戦略的取り組みが打ち上げられている現下の状況に以下注目している。 [→続きを読む]

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