セミコンポータル
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2012年12月

iPad miniなど画面が7インチ前後の小型タブレットが登場して来た。スマートフォンより画面が大きくホームページを閲覧する場合でもスマホよりも見やすい。300グラムと軽く片手での操作が可能なように設計されている。これに先行して市場に出ていた初代タブレットは、10インチ程度のやや大きな画面を有していて重くて片手での操作は難しい。 [→続きを読む]
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先週、12月10日の17:30からルネサスエレクトロニクスが急きょ記者会見を開く、という通知を同日の15:45ごろ受け取った。政府系ファンドである産業革新機構が1383.5億円、さらにトヨタ自動車や日産自動車などのユーザー企業8社も合計116.5億円を出資することが発表された。出資は第三者割当増資という形をとる。 [→続きを読む]
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我が国はじめ各国の政治の世界では経済が依然とトップ争点の1つとなっているが、半導体業界もそれを強く照らして低迷基調の打開、再生を図るよう、各国・地域の業界、各社で様々な取り組み、真剣な議論が続いているこの1年であり、しばらく続いていく現時点の情勢であると思う。今回は、米SIAからまたまた発表された雇用データ、そしてInternational Electron Devices Meeting(IEDM)(San Francisco)からの最先端微細化に向けた選択肢および市場サバイバルを目指す事業戦略の熱いやりとりに注目している。 [→続きを読む]
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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンはカーレーシングチーム「OGT! Racing」のメインスポンサである(図1)。今年度からカーレース「ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)」にも参戦してきた。優勝経験もある。なぜフリースケールという半導体メーカーがカーレースに力を入れるのか。 [→続きを読む]
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米国を拠点とするセマテック(SEMATECH)は、共同開発のコンソーシアムだが、ナノメータスケールの今こそ、その必要性を説いている。装置・部材メーカーにとって研究開発投資があまりにも増大したからだ。セミコンジャパン初日の基調講演でもインテルジャパンの吉田和正社長は1社で開発するのではなくみんなでコラボする時代になったと述べた。 [→続きを読む]
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半導体産業の老舗、フェアチャイルドセミコンダクター(Fairchild Semiconductor)がSiCのバイポーラトランジスタを来年前半に製品化する。日本メーカーのMOSFET、ドイツインフィニオンのJFETに替わるSiC第3のトランジスタとしてのバイポーラも登場という位置付けになる。 [→続きを読む]
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琵琶湖の研究を続ける学者が「もったいない」を連呼し、滋賀県の知事になった時に、やはりそれほどの関心はなかった。仕事を通じてかなりの知り合いとなり、聡明な考え方に共鳴することが多くなった。その女性知事がここにきてにわかに脚光を浴びている。日本未来の党を率いる嘉田由紀子こそその人である。豪腕の小沢一郎氏がひれ伏し、ひねくれ者の亀井静香氏が崇め奉るのだから、嘉田知事はもしかしたら女王卑弥呼の生まれ変わりかもしれない。 [→続きを読む]
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11月に最も良く読まれた記事は、マーケット「2012年半導体ランキング、ファウンドリとファブレスが急伸、IDMは不調」であった。半導体企業の世界ランキングとして2012年の見込を含めたトップ20社が初めてICインサイツから発表された。12月に入り、IHSグローバル(旧アイサプライ)も発表したが、世界ランキングの発表時期は早まってきた。 [→続きを読む]
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シャープがクアルコムとディスプレイパネルを共同開発し、さらに最大100億円の出資を受けることで合意したと12月4日の日本経済新聞朝刊が報じた。同じ日にシャープはニュースリリースを流し、共同開発するのはMEMS技術を利用するディスプレイパネルであることを発表した。 [→続きを読む]
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本年の半導体販売高は前年比2〜3%台の減少という見方が有力になっており、何処もマイナス、低迷基調となると、どこかプラスの伸びはないか、好材料を探したくなってくる。米SIAから恒例月次の世界半導体販売高の発表が行われたが、その中に見い出したスカッとくる下りが上記タイトルの通りである。実際米国地域の販売高は、8月 $4.19B、9月 $4.43B、10月 $4.79Bという推移となっている。パソコン需要低迷、モバイル機器活況という本年から来年はどうなるか、引き続き好材料探しと分析である。 [→続きを読む]

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