セミコンポータル
半導体・FPD・液晶・製造装置・材料・設計のポータルサイト

2009年11月

|
WSTS(世界半導体市場統計)が2010年、2011年の半導体市場の伸びをそれぞれ12.2%増、9.3%増と予測した。2009年は11.5%減だと見積もっている。今年のマイナス成長は特に日本と欧州の落ち込みが大きく、それぞれ21.2%減、24.2%減と見積もっている。今回の不況を脱出すると半導体市場は元の成長曲線に乗ると予測する。 [→続きを読む]
|
シリコンウェーハファブの稼働率がようやく戻ってきた。JEITA半導体部会電子デバイス部がこのほど発表したSICAS統計(世界半導体生産キャパシティ統計)によると、2009年第3四半期に200mmウェーハ換算のシリコンプロセスの稼働率は86.5%まで回復した。 [→続きを読む]
|
ウェーハごとにばらつくゲート酸化膜厚の測定データを蓄積し、その後のウェーハごとの変動を予測し品質管理に生かす、というパナソニックの生産技術論文がAEC/APC Symposium-Asia 2009のベストペーパー賞を受賞した。このシンポジウムは東京・神田一ツ橋記念講堂で行われ、パナソニックが半導体の品質を管理できる事例を発表した。 [→続きを読む]
|
日本市場における半導体製造装置の受注が着実に回復してきている。SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した9月における受注額は、194億5000万円となり昨年11月以来の最高額となった。前年同月比は-55.5%と半分近くまで盛り返している。もっとも凹んだ時は6月の-92.1%だった。 [→続きを読む]
英国のアーム社が将来に渡ってIPを維持し拡張していくロードマップを示すとともに新しい応用分野についても触れ、着実に成長していくさまをARM Forum2009において見せつけた。11月10日に開かれたARM Forumでは700名近いエンジニアを集めた。この不況期を通過したのにもかかわらず、アームのプロセッサコアを搭載した半導体チップは累計150億個を超えていると同社上級バイスプレジデントのイアン・ドリュー氏は述べた。 [→続きを読む]
|
台湾半導体、エレクトロニクス産業が活発だ。先週から今日にかけて台湾勢がアグレッシブな結果を出し、経済活動を活性化している様子が浮き彫りになっている。もう一つのニュースは東芝・シャープが白色LEDの自社開発に乗り出したことである。この二つの動きを採り上げよう。 [→続きを読む]
|
半導体業界宿命のライバル間の訴訟合戦は、小生の場合1980年代から特に意識するようになり、それからでも結構時間が経つとともに、業界規模が大きくなってその競合の切り口も多様化している。ビジネスとして絶えず成長していかなければならない中での節目に、一端槍や矛を収めるという状況が見られると感じるが、時を同じくして今回現状の代表的な2件でその状況が繰り返されている。 [→続きを読む]
|
今回の世界不況は100年に一度の大不況といわれたものの、2000年のITバブルよりも半導体産業にとって傷は軽かったことがわかった。SEMIが先日発表した、シリコン面積の第3四半期統計データは、このようなことを物語っている。 [→続きを読む]
|
SEMI(国際半導体装置材料協会)とSEMIジャパン、SEAJ(日本半導体製造装置協会)が共同でまとめた世界の半導体製造装置の9月における販売額が18億7382万ドルと2009年の最高額を記録した。 [→続きを読む]
|
メモリーメーカーさえもがアセットライト方針を相次いで打ち出している。増産には外部のファウンドリなどを使い、自社の設備を拡張せずに対応していく。メモリーは本来、微細化を追求し量産効果を求めるデバイスであり、SoCのように機能を追求する少量多品種デバイスではない。メモリーは月産数百万個も生産するのにもかかわらず、自社で増産しないという方針は今後のメモリービジネスにどう影響をもたらすだろうか。 [→続きを読む]

月別アーカイブ