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2010年12月に最もよく読まれた記事は意外なブログ

2010年12月に最もよく読まれた記事は、津田建二の眼「スーパーコンピュータは本当に必要か、使用目的・技術面から考える」であった。これは、世界のスパコン事情とスパコン技術を理解した上で、国家が資金を提供するスパコンプロジェクトの必要性を1年以上前に議論した記事である。

第2位のニュース解説「東芝四日市工場の瞬時停電から学び、アドバンの前向き戦略を高く評価する」は、東芝四日市工場の瞬時停電によりプロセス装置を止めたことについて議論した。こういった事故は、決して対岸の火事として見るのではなく、自分もこうなったらどうすべきか、という視点で対応しておくことが重要となる。

第3位のマーケット「2010年世界の半導体ランキング、メモリー企業とファウンドリが大躍進」は、世界の市場調査会社の中でいち早く発表したICインサイツのトップテンランキングである。この記事は11月に読まれた記事のトップにランクインされたが、12月になってもよく読まれたことになる。

第4位のニュース解説「進む東芝の事業再編、NANDメモリーに資源を集中するのか」は、年末に発表された東芝の将来戦略について議論したもの。以前ソニーから買った工場をソニーへ売却する、などリストラ策も含まれている。

第5位のマーケット「米調査会社からの半導体トップランキングを比較する」は、日本法人のあるアイサプライとガートナーから発表された半導体ランキング表を見比べ、評価したもの。共にICインサイツとは異なり、ファウンドリの売り上げは世界市場としてカウントしていないため、TSMCはランキングに含まれていない。

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