SK hynixとNvidiaが新型SSDを開発中;AIに向いたデータフローコンピュータICの評価ボードをスタートアップをリリース
今日のニュースとして、SK HynixとNvidiaがAIの推論に特化したSSDを開発中と、AI向けデータフローコンピュータチップをスタートアップが開発中、というニュースを採り上げます。新型SSDはキオクシアへの影響が大きいと思われます。また、データフローコンピュータはAIで初めて華開く技術かもしれませんので採り上げました。
SKとNvidiaの共同開発は、韓国の朝鮮日報ビジネス版オンラインが伝えたもので、これによるとNANDフラッシュベースで作るSSDは従来の10倍の性能を持つそうです。
もう一つのニュースは、従来のフォンノイマン型コンピュータではなく、データフローアーキテクチャをベースとしたAI専用チップをスタートアップのEfficient Computerが開発中というもの。CPUとメモリを一体化してニューラルネットワークの第1層から第2層へとデータが流れるようなアーキテクチャのコンピュータで、このほど評価ボードをリリースしたようです。データフロー方式は従来のノイマン方式よりAIの電力効率が100倍高いようです。
SK HynixとNvidia、AIの推論性能を上げるSSDを共同開発中
全文:SK Hynix and Nvidia formalize Joint SSD Development to boost AI Inference, 朝鮮日報ビジネス版オンライン
データフローアーキテクチャに基づく汎用AIチップをスタートアップが開発用評価ボードをリリース
全文:Startup Launches General-Purpose Processor for AI, EE Times


