Semiconductor Portal

» セミコンポータルによる分析 » 各月のトップ5

3月に最もよく読まれた記事は、24年の半導体ランキング

2025年3月に最もよく読まれた記事は「2024年世界半導体企業ランキング、トップはやはりNvidiaの1305億ドル」だった。これは、セミコンポータルが独自に調べたランキングで、半導体各社の決算発表を元に1〜12月の売上額の多い順に並べている。決算期のずれた企業はなるべく1〜12月に近い数字を拾った。

その次によく読まれた記事は、「Gartnerが2024年世界半導体トップテンランキングを発表、Nvidiaは3位」であった。これは、Gartnerが調べた世界のトップランキングだが、絶好調のNvidiaの順位と売上額が低すぎる上に、TSMCが含まれていないことに違和感を覚えた業界人もいた。

第3位の「世界半導体ランク1位はSamsungが返り咲き〜ソニー健闘もベスト10圏外!〜」は泉谷渉氏のブログである。Gartnerのランキングを元に持論を展開している。

第4位の「トランプ大統領にとって台湾半導体は敵なのか味方なのか?」は、服部毅氏のブログ。トランプ大統領が台湾は米国の半導体製造を奪ってきた、との主張に対して、台湾の頼清徳総統がトランプ大統領に説明に訪米した。その後どうなるかを議論している。

第5位「最新の世界ファブレス半導体ランキング、AI関連企業が急伸」は、ファブレス半導体だけの世界ランキングで、台湾TrendForceが調べたレポートを報じた。Nvidiaのトップは揺るがないが、米国と台湾のファブレス企業が強く、日本が入り込む余地はまだない。

ご意見・ご感想