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半導体製造装置のB/Bレシオは0.78だが、下げ止まる

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日本製半導体製造装置のB/Bレシオが下げ止まった。この10月末時点での受注額は1231億7400万円、販売額は1211億3000万円となり、B/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は1.017とわずかに1を超えた。

日本製半導体製造装置のB/Bレシオが下げ止まった。この10月末時点での受注額は1231億7400万円、販売額は1211億3000万円となり、B/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は1.017とわずかに1を超えた。3か月の移動平均では依然として1.00を切る0.78ではあるが、前月の移動平均は0.73だっただけに下げ止まったと考えてもよいだろう。ただし、移動平均ベースでは依然として1.00に達しないため、注意は要する。


半導体製造装置 日本製造装置 受注高/販売高

まだ手放しで喜べない理由は、対前年比の額である。受注額は-11%とまだ昨年並みには回復しておらず、販売額でさえ-1.0%と前年比を割っているからだ。B/Bレシオとともにプラスにならなければ景気回復期に来たとは言えない。

ただし、下げ止まったといえるのは、受注額が対前月比で1.03と、3%のプラスになったからだ。ただし、販売額は対前月比で0.639と、36%ものマイナスになっている。

B/Bレシオが1.0を超えるのは数カ月先になろう。というのは3カ月平均で表す以上、前月と前前月の落ち込みが激しかったからである。早ければこの8月、9月分が消える2か月先には1.0に回復する可能性はある。しかし、このまま受注額と販売額が同程度が続くとしたら数字のマジックにすぎない急回復となるため、やはり警戒感を捨ててはならないだろう。


半導体製造装置 日本製造装置 受注高
半導体製造装置 日本製造装置 販売高

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