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6月における世界半導体販売額は過去最高

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6月における世界半導体販売額は、前年同月比29.2%増、前月比でも2.1%増の445億ドルに達したとSIA(米半導体工業会)が発表した。第2四半期(4〜6月)の販売額は1336億ドルになり、前四半期比でも8.3%増となった。ただし、金額は3ヵ月の移動平均値で表しているため、6月の販売額は第2四半期の販売額の平均値となる。

Worldwide Semiconductor Revenues

図1 SIAが発表した世界半導体販売額の推移 3カ月の移動平均値 出典:SIA、WSTS


地域別の年成長率は欧州が最大で43.2%増、アジア太平洋地区が34%増、中国28.3%増、米国22.9%増、日本が最も低く21.2%増となっている。金額はそれぞれ38.7億ドル、121.2億ドル、156.6億ドル、93.8億ドル、35億ドルである。ここでの地域別の市場とは、半導体を第三者に手渡す地域、すなわちユーザーの地域を指している。このためEMS(電子機器の製造請負)や大手電子機器メーカーがいる地域となる。

販売額は3ヵ月の移動平均で表しているため、6月単月の販売額は、第2四半期総額の1336億ドルから、すでに発表されているWSTS(世界半導体市場統計)の4月と5月の単月の販売額を差し引けば求められる。6月単月の販売額は算出すると471億ドルとなる。これは単月としては史上最高額になる。SIAの数字はWSTSの数字をベースとしているため、6月単月の数字はほぼ間違いないだろう。

SIA会長のJohn Neuffer氏は、「半導体需要は長期的には、成長し続ける。世界中で半導体チップを使ってスマート化やグリーン化、生産性向上、より良いつながりを求めているからだ。SIAは、ワシントンの議員たちにCHPS for America Actを法制化するように求めており、これが通れば米国は数年以内に半導体製造とイノベーションでシェアを拡大できるようになる」と述べている。

参考資料
1. 「2021年2月の世界半導体販売額は2月としては過去最高の396億ドル」、セミコンポータル (2021/04/07)

(2021/08/06)

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