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2008年半導体材料市場、8.4%増と好調を持続、先端材料と安定価格が牽引

従来、製造装置とは異なる推移を見せる世界半導体材料市場は、2008年は、2007年推定の421.2億ドルから、8.4%増の456.5億ドル市場となるとの見込みがセミコン・ウエストの記者会見で、SEMI2008年中期予測として発表された。

2008年中期 半導体材料市場地域別予測


半導体材料市場は1987年以来、2001年にマイナス成長となった以外、成長路線を維持している。SEMIでは、材料市場の伸びの牽引要因として、先端材料への移行と、原材費やエネルギー高騰に支えられた材料コストが高値安定していることにあると述べた。
地域別に見ると、最大市場が日本の102.5億ドル、ついで、台湾が86.1億ドル、東南アジアが72.2億ドルと続く。日本市場と台湾市場は、世界平均の成長率を上回り、日本市場が11.2%増、台湾市場が10.1%増になると予想されている。
成長率が注目されるのが中国市場で、24.9%増の40.6億ドルが見込まれる。

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