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プリンテッドエレクトロニクス市場は2016年にかけ年率58%で成長、Yole予測

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プリンテッドエレクトロニクスの市場は、2010年から2016年にかけて年平均成長率CAGRが58%という伸びを示すことをフランスの市場調査会社のYole Developpementが発表した。この期間の主力分野は照明であり、さらなるキラーアプリと製造しやすい試作品が求められるとしている。

図1 プリンテッドエレクトロニクスの市場予測 出典:Yole Developpement

図1 プリンテッドエレクトロニクスの市場予測 出典:Yole Developpement


Yoleによると、現在プリンテッドエレクトロニクスに参加している企業は1100社〜1400社。これらのプレイヤーはアジアの企業が多く、特に有機EL(OLED)ディスプレイに特化しているが、北米はソーラーセルに巨額の投資を行っている。

プリンテッドエレクトロニクスが半導体分野と比べ、次の4つの分野が大きく異なる;
1. インクと薬品
2. 基板
3. 印刷技術:インクジェット、グラビア印刷、ロール-ツー-ロール方式、ナノインプリント、フレクソグラフィ、スクリーン印刷、などさまざま。
4. TFT(薄膜トランジスタ)などのデバイス構造

技術的にはいろいろな広がりがあり、まだどれがものになるのかわからない。混沌としている。半導体産業とは異なり、サプライチェーンがまだ確立していないという問題もある。特に3.の印刷技術は多種多様にわたり、それぞれのサプライチェーンが必要になるため、どの技術が本命なのかまだ定まらない状況にある。今回、Yoleがまとめた報告書「Printed Electronics」(参考資料1)では、どの技術がどの応用に向くのかについて考察しているという。

参考資料
1. Printed Electronics: Reality vs. Hype

(2011/07/13)

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