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06年の世界半導体市場、AMDとHynixが大躍進

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2006年の世界半導体市場のマーケットシェア・ランキングにおいて、AMDとHynixが大躍進し世界のトップ10入りを果たすとの予測が、iSupply社から発表された。(同社暫定速報値)

AMDは対前年比90%増の売上で、昨年の15位から一気に7位へ、またHynixは同32%増で昨年11位から8位の座になると予測されている。なお、AMDはATIを2006年に買収しており、2006年のAMDの売上、利益はATIを含んでいる。


2006年半導体メーカートップ25社


AMDの売上高はほぼ倍増

AMDの2006年の売上規模は、05年の39億ドルから36億ドル増え、75億ドルになると予想されている。要因は、マイクロプロセッサの好調な販売とグラフィックチップメーカーのATIの買収にある。マイクロプロセッサでは、Dual Processorが好調で、37.5%の売り上げ増が期待できる。しかし、ATIの買収による売り上げ増がそれにもまして倍増の大きな要因となっている。


HynixはDRAMとNANDで躍進

韓国のメモリ専業メーカーである、Hynixは、DRAMとNANDの売り上げ増で2005年の56億ドルに18億ドル上乗せして、74億ドルの売り上げ増になると予測されている。18億ドル増の内訳は、DRAMが11億ドル、NANDが7.7億ドル。一方、メモリ最大手のSamsungはメモリの売り上げ増は17.7億ドルとHynixより少し小さな数字で終わると予測されている。


大手メーカーは更に大きく成長

2006年のトップ10の中で、7社が年度成長率9%を超えると予測されている。TIは携帯電話用ICの支配的立場を維持し、トップ10の中で、AMD、Hynixに続き、19.4%増の高い成長率を示すことが予想されている。
通信用IC専業メーカーQualcomm、Broadcom、メモリーメーカーのElpida MemoryとSpansionの4社は、25%以上の売上成長が見込まれている。Elpidaは2005年の28位から06年には20位に大躍進すると見られ、売り上げ増である16億ドルは89%に近い成長を示している。


分社化によるトップ10逃し

Infineonは、メモリメーカー、Qimondaの分社化で、2006年はトップ10から外れる。分社がなければ、06年は前年比29.5%増で、前年の6位から4位への躍進が可能であった。結果として、Qimondaは12位、Infineonは14位になると予想される。
05年のトップ10のうち、Intel、ルネサステクノロジーズとNECエレクトロニクスの3社が06年において売り上げ減が予想されている。Intelのマーケットシェア12.1%は2000年以降、一番低いシェアとなる。

出典:iSupply社ニュースリリース

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