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06年世界半導体市場、10.2%増の2,628億ドルに

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首位Intelは12%減、AMD,Hynixが急成長

2006年の世界半導体市場は前年比10.2%増の2,627億ドル規模となったことが、Gartner Dataquest社から発表された。2005年の世界半導体市場は2,383億ドルであった。2006年のTop 10の合計は1,221億ドルで、05年の1,125億ドルから8.5%増となった。

首位は前年と変わらずIntelで304億ドルとなったが、サーバーやコンシューマー向けのプロセッサシェアを落とし、前年比12%減となった。対照的に86.1%増と大きく成長したのが、AMDで、モバイル、デスクトップ、サーバー向けのプロセッサのシェアを伸ばし、05年の売上40億ドルに対して、06年は74億ドルとなった。

Gartner社では、Inte;が2006年下期に市場に投入した、65nmレベルCore 2 Duoの、Xeon 5100プロダクツファミリーなどによって、2007年はシェア奪回を図ると予想している。

2位は9.8%増のサムスン電子で売上高は05年の183億ドルから06年は201億ドルとなった。DRAM、NOR フラッシュ、PSRAM、CMOSイメージセンサーが貢献したが、NAND フラッシュについては価格下落から売上高は下降した。

3位は、Texas Instruments社で、05年の101億ドルから、18.4%増の120億ドルとなった。4位は、Infineon(Gartner社の発表ではQimondaを含む)で05年の82億ドルから、28.4%増の105億ドル。そして、5位には05年の売上88億ドルから10.9%増の98億ドルとなった、STMicroelectronics社が続く。

日本勢では、東芝が前年4位(90億ドル)から6位(98億ドル)に(注:上記のとおり、InfineonにQimonda含まれる)し、ルネサステクノロジが同7位(81億ドル)から8位(79億ドル)へといずれも後退した。

Top10で目覚しい成長を遂げた会社に、AMDのほか、Hynix Semiconductorが挙げられる。同社は05年の売上57億ドルから、39.9%増と06年には80億ドルとなった。

2006年半導体Top 10の売り上げ成長率

2006年Top 10半導体企業

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