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依然世界各地警戒:月次販売高、1-4月連続$34B以上踏み止まり

依然世界各地警戒:月次販売高、1-4月連続$34B以上踏み止まり

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜5日、世界全体で650万人を超え、南米のブラジルで60万人を突破、アジアで最も感染者が多いインドでは22万人を上回る状況、収まり加減と見られた我が国でも"東京アラート"が出されて、世界各地それぞれの警戒が続いている。世界半導体業界恒例の月次販売高が米国・Semiconductor Industry Association(SIA)より発表され、この4月について$34.4 billion、前月比1.2%減、前年同月比6.1%増となっている。昨年、2019年は前半の落ち込みを後半盛り返して今年を迎え、この2月以降中国発で全世界に波及しているコロナ・インパクトという経過の中、この1月から4月まで$34 billion以上に踏み止まる見え方である。 [→続きを読む]

米中貿易戦争などお構いなし、中国市場に期待かける米国半導体企業

米中貿易戦争などお構いなし、中国市場に期待かける米国半導体企業

新型コロナウイルス感染蔓延で世界中のディズニーランドが閉鎖を強いられている中、中国上海のディズニーランドだけは5月11日に再オープンし、心待ちにしていた中国人親子が殺到して入場制限が続いている。米ユニバーサルスタジオは、上海ディズニーランドに対抗して北京への進出を計画中だ。 [→続きを読む]

2050年の技術予測―課題はやはりIoT、人工知能(AI)、深層学習関連か

2050年の技術予測―課題はやはりIoT、人工知能(AI)、深層学習関連か

開発実用化研究を担当する者は、市場が要求するものを、市場が要求する時期にタイムリーに提供するための製造技術や商品を開発実用化しておかなければならない。そのためには常に開発計画を見直し、整理しておく必要がある。しかし的確に先を見通すのは一般に難しい。筆者も今は読書とインターネットしか思考を巡らす手段しかないが、再度将来の社会の姿を予測し、必要な開発課題を整理してみたいと考えた。 [→続きを読む]

第2波警戒の中の再開:米中摩擦激化、動揺高める半導体市場

第2波警戒の中の再開:米中摩擦激化、動揺高める半導体市場

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜29日、世界全体で570万人を超え、ブラジルの感染拡大が勢いを増している状況である。第2波の感染を警戒する中で経済再開が世界各国で注意深く進められ、我が国では緊急事態宣言が全面的に解除されている。依然コロナ・インパクトが覆う中、貿易に加えて香港を巡って米中の摩擦がさらに激化する現時点であるが、半導体市場では、米国によるHuaweiの制裁強化による動揺が各方面で高まっている。 Huaweiが、Samsung ElectronicsおよびSK Hynixにメモリ半導体の供給継続を求めており、また、SamsungおよびTSMCに米国製半導体製造装置を用いない先端製造ラインの構築の説得を試みている、などの動きとなっている。 [→続きを読む]

米国の対中強硬姿勢:TSMCの米国新工場計画が巻き起こす波紋

米国の対中強硬姿勢:TSMCの米国新工場計画が巻き起こす波紋

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜22日、世界全体で500万人を超え、ブラジルやペルーなど南米大陸で感染が急拡大している状況である。 警戒しながらの経済再開が米欧各国はじめ引き続き進められ、我が国でも残された緊急事態宣言が解除に向かおうとしている。半導体業界では、米国の強硬な対中攻勢が続く中、TSMCが、米国・Arizonaに最先端の新工場を建設する発表に続いて、中国・Huaweiからの新規受注を停止する措置に踏み切っている。いずれも米国Trump政権が求める中国を遮断する禁輸措置に対応した動きであり、特にTSMCと最先端微細化を競うSamsung、米国地場のGlobalfoundriesなどファウンドリー業界はじめ波紋を巻き起こしている。 [→続きを読む]

ポストコロナへ向け海外企業活動が活発化しているデジタル先進の韓国

ポストコロナへ向け海外企業活動が活発化しているデジタル先進の韓国

安倍政権は、厚生労働省クラスタ対策班の西浦博北海道大学教授の「接触を8割削減しないと感染者数が指数関数的に増える」というシミュレーション結果、それを鵜呑みにする専門家委員会の判断に頼って諸政策を発表してきた。しかし、最近は、日本の検査数は少なすぎてその不十分なデータを前提とし、その前提条件さえも公開せず第三者が検証できない試算は信憑性にかける、と多くの識者から指摘されるようになった。西浦氏は巷では「8割おじさん」と呼ばれているが、「8割削減」の意味も未だにはっきりしないままである。 [→続きを読む]

経済再開に向けて:高まる米国の圧力の中、中国半導体の躍進ぶり

経済再開に向けて:高まる米国の圧力の中、中国半導体の躍進ぶり

アフリカ全54カ国にも感染が広がった新型コロナウイルス、世界全体の累計感染者は5月14日時点で443万人を超え、新規感染者は新興国が先進国を上回っている現状とのこと。第2波に警戒しながらの経済再開に向けた動きが米欧各国はじめ進められ、我が国では緊急事態宣言が39県で解除され追加経済対策が施されようとしている。半導体関連では、米国の中国、特にHuaweiに対する輸出制限圧力が日を追って高まる一方、米中に挟まれた立場の台湾・TSMCが米国・Arizonaに最先端の新工場を建設する発表が行われる急展開の現時点となっている。トランプ大統領は新型コロナで中国を威嚇、「関係遮断も」と迫っている中、中国の半導体の躍進ぶりも垣間見えてきている。 [→続きを読む]

「出口&再開に向けて:3月半導体販売高、前月&前年比ともにプラス」

「出口&再開に向けて:3月半導体販売高、前月&前年比ともにプラス」

新型コロナウイルスの感染者が金曜8日時点で1週間前と比べて、184→187カ国・地域、310超→377万人と拡大する中、以前の姿には戻れないNew Normalに適応しながら、中国・韓国、そして米欧各国それぞれに段階を踏んだ経済再開が図られる一方、我が国では緊急事態が今月末まで延長される方向である。そんな現時点で、恒例の米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から世界半導体販売高の発表が行われ、1-3月四半期が前四半期比3.6%減、前年同期比6.9%増、そして3月が前月比0.9%増、前年同月比6.9%増となっている。COVID-19危機インパクトがまだあらわれない見え方であるが、善戦健闘なのかどうか、今後予想される急激な落ち込みへの反応如何に注目するところである。 [→続きを読む]

「COVID-19」インパクト:新たな米中対立、半導体関連市場の見方

「COVID-19」インパクト:新たな米中対立、半導体関連市場の見方

世界184カ国・地域に広がっている「COVID-19」感染者、累計310万人を上回る現時点、米国が100万人突破、ロシアも急増してきて10万人を超えている状況である。感染封じ込めの様相の中国、韓国もsocial distancingキープの人出模様、そして経済再開に向け用心深い段階を踏み進める米欧各国、対して緊急事態宣言が1ヶ月程度延長の我が国となっている。混乱の世界経済の渦中、米国が半導体関連など中国に対して新たな輸出制限を課する動きがあらわれるとともに、中国に頼る医療品でも対立が広がってきている。第一四半期についてはAppleも僅かに増収など健闘が見られているが、第二四半期以降は未曽有のインパクトを受けて見通せない各社の反応が続いている。 [→続きを読む]

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