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2023年5月

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AIを使ってみたい企業に向けた新ツールをマクニカが提供

AIを使ってみたい企業に向けた新ツールをマクニカが提供

「AIを使って業務を効率化したいが、どこから手を付けていいのかわからない」。こういった悩みを解決するAIのソフトウエアプラットフォームを半導体商社のマクニカとファブレス半導体のNvidiaが協力して構築、提供し始めた。NvidiaのAIソフトとハードを搭載したこのツール「AI TRY NOW PROGRAM」をマクニカのエンジニアがサポートする。 [→続きを読む]

「対中輸出はどうなる?」、今を知りたい声に応えSPIフォーラム開催

「対中輸出はどうなる?」、今を知りたい声に応えSPIフォーラム開催

「オクトーバーセブンの措置は半導体や製造装置メーカーにとって大変だ」。このような声が米国や日本の製造装置業界から聞こえてくる。オクトーバーセブンとは、2022年10月7日に米商務省の産業安全保障局が出した、軍事転用される可能性のある先端半導体チップと、それを製造する装置の中国への輸出が制限される声明のことだ。 [→続きを読む]

SiCウェーハの生産量は2023年も22%成長の見込み

SiCウェーハの生産量は2023年も22%成長の見込み

2023年の世界半導体市場は10%程度のマイナス成長になりそうだという見通しの中、車載向けだけはプラス10%程度の成長が予想されている。中でもパワーMOSFETに使うn型SiCウェーハの需要が増えている。2022年には前年比15%程度の成長を示したが23年も22%成長、さらに2027年まで年率平均17%で成長し続けそうだ。 [→続きを読む]

Samsungが横浜に半導体の開発拠点を設ける報道が意味するもの

Samsungが横浜に半導体の開発拠点を設ける報道が意味するもの

韓国Samsungが横浜に半導体開発拠点を新設すると、5月13日の日本経済新聞が報じた。300億円超を投じ、横浜市内に先端半導体デバイスの試作ラインを整備するという。このところ、Samsungが日本に半導体工場を持つという噂は出てきており、今回の日経報道の真意は何か。Samsungが日本で開発拠点を設けるメリットは何か。 [→続きを読む]

半導体市場、落ち込みの中の光明事例:Google開発者会議はじめ各社AI関連

半導体市場、落ち込みの中の光明事例:Google開発者会議はじめ各社AI関連

昨年後半からのPC&スマホはじめ電子機器および半導体市場の落ち込みは、世界の各地域市場および各社の業績で依然見られているが、その中でも盛り返しが見られる、あるいはそれに向かう動きがサーバー出荷、高性能メモリ、そして中国国内の需要など期待込みながらあらわされ、今後に注目するところである。AI半導体の視点で注目しているAI関連の動きでは、アルファベットの開発者会議、Google I/Oが開催され、最新の取り組みが披露される一方、IBMが新AI「ワトソンX」を発表するなど各社の動向に引き続き目が離せない状況がある。加えて、日韓首脳会談がこのほど行われ、半導体サプライチェーンについての相互協力そして相互投資が謳われている。我が国のプレゼンス向上に向けた一端を担える今後の対応に期待するところである。 [→続きを読む]

パワー半導体、一大投資ラッシュの様相に!〜SiCは急増、300mm投資も活発

パワー半導体、一大投資ラッシュの様相に!〜SiCは急増、300mm投資も活発

SDGs革命とよく言われるが、最近の取材活動を通して、これを口にしない経営者はまずもって全くいない。全社にLED照明を導入するのは当たり前、使うエネルギーを全て太陽光発電に変えるケースも非常に多いのだ。そしてまた生産工程の中で、どうやってCO2を減らすのかという課題に取り組んでいる会社も増えてきた。 [→続きを読む]

中国恐るべし!中国はスパコンに続き先端EUV露光装置も自主開発か?

中国恐るべし!中国はスパコンに続き先端EUV露光装置も自主開発か?

国家安全保障の観点から中国の半導体産業の台頭を抑えたい米国政府は、ASMLがEUV露光装置を中国に輸出せぬように、2018年以降、オランダ政府に強く働きかけてきた。このため、中国最大のファウンドリであるSMICは、それ以前に注文していたEUV露光装置を未だに入手できていない。それだけではなく、韓SK hynixも中国無錫での先端DRAMの製造をあきらめざるを得なくなっている。 [→続きを読む]

2022年第4四半期のEDA市場、前年同期比11.3%成長

2022年第4四半期のEDA市場、前年同期比11.3%成長

SEMIは2022年第4四半期におけるEDA(電子システム設計)産業が前年同期比11.3%成長を果たしたと発表した。EDA産業は単なるLSI設計にとどまらず、電子や熱、回路のふるまいなどを模擬するシミュレーション(CAE)やプリント回路基板によるパッケージ設計、IP、さらにはサービスなども含み、半導体工程の全体をカバーする。EDAグループは数年前にSEMIグループの一員になった。 [→続きを読む]

シリコンの出荷面積、2四半期連続でマイナスに

シリコンの出荷面積、2四半期連続でマイナスに

2023年第1四半期(1Q)におけるシリコンウェーハの出荷面積が前四半期比9.0%減の32億6500万平方インチになったとSEMIが発表した。前年同期比では11.3%減となる。これはSEMIのSMG(Silicon Manufacturers Group)が発表したもの。SMGは、シリコン結晶ウェーハの製造者たちの集まり。 [→続きを読む]

車載半導体だけは23年も成長中、モールド封止機や検査装置も動く

車載半導体だけは23年も成長中、モールド封止機や検査装置も動く

車載半導体の需要が旺盛だ。2023年第1四半期(1Q)における各社の決算発表を見ても車載向け半導体分野だけが前年同期比でプラス成長となっている。車載半導体の旺盛な需要に合わせ、パワー半導体およびその関連事業への新しい投資が増えている。パワー半導体最大手のInfineonがドレスデンに300mmの第2工場の建設に着手、さらにモールド装置のTOWAや検査装置のタカノがパワー半導体関連事業を強化する。 [→続きを読む]

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