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2020年10月

2020年8月26日から3日間、日経BP社主催によるBusiness Executive Forum「IT Japan 2020」(参考資料1)が開催された。「開催概要」によると、「ニューノーマルに備えシナリオプランニングと共にDX(Digital Transformation)に挑む経営者やビジネスリーダーに向け、IT企業/コンサルティング各社のトップや専門家、有識者の知見を集積した完全オンラインセミナー」とある。充実したプログラム内容で、しかも無料ということもあって、興味津々、参加登録した。 [→続きを読む]
“人”に最大の力を マイクロソフトの挑戦(日本マイクロソフト) ―講演内容 日本マイクロソフトからは執行役員常務・クラウド&ソリューション事業本部長の手島主税氏が登壇した。現状の急速なDXの進展を「通常なら2年かかるDigital Transformationの進展が、わずか2ヵ月で達成されたのが現状だと言える」と表現されたのが印象に残った(参考資料1)。 [→続きを読む]
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2020年8月の世界半導体販売額は、移動平均で前年同月比4.9%増、前月比3.6%増の362億ドルと依然として好調だ。これはSIA(米半導体工業会)が発表した数字だが、新型コロナ禍においても世界の半導体が好調であることを示している。反面、日本の半導体市場(買う側)は残念ながら前年同月比1.4%減となっている。 [→続きを読む]
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ArmのメモリIP部門が独立、スピンオフしてCerfe Labsを設立した(参考資料1)。Ce(Correlated Electron)RAMと呼ぶ、強相関電子系の材料を使った不揮発性RAMのメモリIPを提供する。これまでのArmと同様、IPベンダーとしてのビジネスを行う。強相関電子系とは、電子が単独で動作するのではなく、電子同士が相関を保ちながら挙動する材料。 [→続きを読む]
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先週、米国政府の対中政策がSMICへも及び、一層厳しくなったが、反面Intel製品の華為科技への輸出が許可された。この1週間、中国への輸出制限へ日本企業の対応が表面化してきた。ソニーとキオクシアが華為への輸出許可を米国政府に申請、対中輸出に対するSCREENのトップの見方もあった。キオクシア上場延期の影響についても報告された。 [→続きを読む]
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新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜2日お昼前時点、世界全体で3409万人を超え、1週間前から約200万人増と同じペースの勢いが続いている。地域別では中南米が最も多く、アジア、北米、そして欧州と続いている。トランプ米国大統領が感染、大統領選はじめ先行きへの不透明感が高まる現時点である。米国が中国・Huaweiに対する輸出規制を厳しく強化したのに続いて、中国のトップ半導体メーカーでファウンドリーのSemiconductor Manufacturing International Corp.(SMIC)について米国半導体会社に対し技術輸出の場合、連邦政府からlicenseを受けなければならない、と同様の通告を行って、世界の関係各方面に多様&深刻な影響を引き起こしている。 [→続きを読む]
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Infineon Technologiesが60GHzのミリ波レーダーを使って、タッチレス応用を展開し始めた。60GHz帯は日本でも認められたミリ波周波数帯。帯域が7GHzと広く取れるため、対象物との距離を分解能2cm程度で測定できる。タッチレスで人間の心臓や肺の動きを検出できるため、リモートで医師が患者を診断できる。 [→続きを読む]
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2020年の企業買収金額は9月までに市場第2位の631億ドルになる、と市場調査会社のIC Insightsが発表した。これまで2015年の1077億ドル(約11兆円)が年間では最高額だったが、今年はそれに次ぐ金額になる。特に、NvidiaのArm買収金額400億ドルが大きい。 [→続きを読む]
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2020年9月に最もよく読まれた記事は「2020年2QのNANDフラッシュは前四半期比6%増、キオクシアは3%減に」であった。これはTrendForceが発表した、NANDフラッシュの2020年第2四半期におけるランキングである。NANDフラッシュ各社の顧客がそれぞれ違っているため、売上額の伸びは各社でまちまちだ。 [→続きを読む]

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