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2017年2月

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半導体製造装置の受注が伸び続けている

半導体製造装置の受注が伸び続けている

SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した日本製半導体製造装置の受注額、販売額はそれぞれ前月比8.9%増の1795億5100万円、同1.9%増の1292億2400万円となり、B/Bレシオは1.39と高くなった(図1)。依然として好調な一方、バブルを警戒する必要がありそうだ。 [→続きを読む]

IoT導入事例が着実に増える

IoT導入事例が着実に増える

IoTは、あらゆる分野に浸透する。先週はコマツのドローン、栗田工業の水管理、Kukaのロボットなどに加え、IoTからのデータを解析するAIに関しても富士通研究所が漢字認識を高速にするためのアルゴリズムを開発、などのニュースが目立った。東芝メモリは、株式の50%を売る方針を明らかにした。 [→続きを読む]

熱い注目2件:IoTおよび5GのMWC前哨戦;東芝分社への各社の動き

熱い注目2件:IoTおよび5GのMWC前哨戦;東芝分社への各社の動き

激しく波乱含みの世界の政治、経済そして事件のキーワードに連日、目を奪われるこのところ、勢い業界の動きを見る目にも熱気で煽られる感じ方がある。Mobile World Congress(MWC)(2017年2月27日〜3月2日:Barcelona)を控えて、モバイル機器の祭典からソリューション、プラットフォームへの色合いが濃くなる一途のなか、IoTそして数年先の5G(第5世代ワイヤレス通信)に向けた各社の熱い前哨戦が展開されている。そしてもう1つ、東芝のメモリ分社を巡って競合はじめ各社の出資の動きが続いて、業界模様の展開如何に注目させられている。 [→続きを読む]

建築中のApple新社屋を見た

建築中のApple新社屋を見た

Appleが新社屋を発表し、国内でも報道されているが、建築中のApple Parkが図1のような宇宙ステーションを彷彿させるドーナツ状(円環状)の建物である。4月から入居できるようになり、総勢1万2000名の社員が移転するのに6カ月以上かかるとしている。 [→続きを読む]

東芝の半導体新会社は完全独立が望ましい

東芝の半導体新会社は完全独立が望ましい

東芝経営陣の迷走が続く記事が多い。14日に予定していた四半期の決算報告を1カ月先伸ばしすることを発表したかと思うと、同日の夕方、監査法人を通さない東芝の数字として4~12月期の連結最終損益が4999億円の赤字になったと発表した。また、2016年12月時点で、1912億円の債務超過になったことを明らかにした。 [→続きを読む]

混乱の喧噪の一方、IoT、AIはじめ新分野・新技術の取り組み進捗

混乱の喧噪の一方、IoT、AIはじめ新分野・新技術の取り組み進捗

米国新政権スタートに伴い、移民入国問題はじめ世界の政治経済に大きな動揺が生じているが、こんどは東芝分社そしてトップ逮捕の事態と我が国および韓国で連日トップニュースとなる混乱が続いている。東芝、サムスン電子と半導体業界でもトッププレーヤーであるだけに、直接、間接、インパクトが懸念される一方、目下のIoT、AIはじめ新分野・新技術については、各社、そして業界の"競争と協調"の積極的な取り組みが日々展開されている。 現時点の進捗を追うとともに、順調な足並みを願うところである。 [→続きを読む]

東工大がAI向きスパコンTSUBAME3.0を開発

東工大がAI向きスパコンTSUBAME3.0を開発

東京工業大学は、AI(人工知能)に向いたスーパーコンピュータTSUBAME3.0を開発した。東工大のTSUBAMEは、消費電力当たりの性能が高いことをこれまで特長としてきたが、今回のTSUBAME3.0も電力効率、冷却効率とも高く、しかもディープラーニングに向いたスパコンのアーキテクチャにしている。 [→続きを読む]

IoTの一番大きな効果は生産革新、次いで車載、データセンタに有効

IoTの一番大きな効果は生産革新、次いで車載、データセンタに有効

「IoTが一番効力を発揮するのは、世界のあらゆる産業における生産ラインの革新である。ここが何といってもマーケットとしても大きい。次いで安全走行、自動運転に向う次世代のコネクテッドカーに大きな市場がある。もちろん、データセンタの規模も大きくふくらみ、半導体メモリが一大ブームになる」。こう語るのは、半導体アナリストとして長く活躍する南川明氏である。筆者との交流は30年にもなる古き友人でもある。 [→続きを読む]

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