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2012年1月

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米国市場調査会社のICインサイツ(IC Insights)は、世界の半導体チップを製造・販売しているメーカーをこのほど地域ごとに整理した。その結果、日本製半導体チップは2009年の18.4%から2010年に17.4%、2011年は16%と徐々に下がっている市場シェアに歯止めがかからない。 [→続きを読む]
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先週は、テキサス・インスツルメンツ(TI)社が大分県にある日出工場を閉鎖すると23日(米国時間)に発表したことを受け、大分県が困惑した対応の記事が駆け巡った。TIはテキサス州ヒューストンにある工場も同時に閉鎖するが、共に設備の老朽化が閉鎖の理由だとしている。ただし、新規への投資は続け、アナログと組込プロセッサ、ワイヤレスに注力する。 [→続きを読む]
米国Obama大統領が、年頭の一般教書演説を行い、先端のものづくり、基礎研究を引っ張って輸出を倍増するという目標を掲げる中で、輸出No.1の半導体の重みを強調しているということで、米SIAからこの時期恒例ではあるが、改めて歓迎・称賛のメッセージを発している。時を同じくして、米インテル社のアリゾナ砂漠に位置し14-nm線幅の半導体が製造される最先端工場の建設の模様が紹介され、大統領も訪問するとのことであるが、取り組みの意気込みとその規模の壮大さを知らされている。 [→続きを読む]
ファブレス半導体メーカーのクアルコム(Qualcomm)が、民生エレクトロニクスの展示会であるCES(Consumer Electronics Show)で存在感を見せつけた。スティーブ・ジョブズ氏の「技術が重要なのではなく、技術で何ができるかが重要なのだ」を反映している。半導体チップのSnapdragon S4についてはあまり触れず、チップを使ってできる機能を見せた。 [→続きを読む]
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米国市場調査会社のガートナー(Gartner)は、2011年における半導体ユーザーの最大企業が前年のHP(ヒューレット-パッカード)からアップル(Apple)に移ったと発表した(参考資料1)。アップルが設計時に購入を決める半導体の総額は2010年の128億1900万ドルから172億5700万ドルと34.6%増加した。 [→続きを読む]
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米国市場調査会社のICインサイツ(IC Insights)がインテルとサムスン、TSMCという設備投資額の大きな3社について投資動向を明らかにした。2012年の設備投資額はインテルが最も大きく125億ドル、次がサムスンの122億ドル、3番目はTSMCの60億ドルとなっている。 [→続きを読む]
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先週は、パワー半導体関係の記事が多かったように見受けられた。パワー半導体は日本の得意とする分野の一つであるため、もっと伸ばしていくべきだろう。一方で国内半導体メーカーが再構築に向けて苦労している中、米グローバルファウンドリーズが日本の半導体工場を物色しているというニュースも伝えられた。 [→続きを読む]
本年の設備投資計画が打ち上げられ、半導体市場予測がそれぞれプレゼン披露される時節である。欧州の金融危機が年をまたいで続いており、中国はじめ新興経済圏の成長の伸びに大きく影響している中、半導体関係ではインテル、三星電子の最大手2社が、他社に差をつける抜け駆けの設備投資を発表している。このような環境でこその積極投資、節目の2012年への国家としての期待など、それぞれの戦略を感じる一方で、新しい機軸の事業が発表されたり、見えてきており、打つ手の今後に注目である。 [→続きを読む]
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日本製半導体製造装置のB/Bレシオが10カ月ぶりに1.0を超えた。SEAJ(日本半導体製造装置協会)によると、2011年12月における、日本製半導体製造装置の受注額と販売額の3ヵ月間移動平均値は共に上昇した。特に受注額がこれまでの減少傾向から上昇に転じたことは心強い。 [→続きを読む]
官庁や企業が円滑にビジネスを進める上で取り扱うデータ量は増加の一途をたどる。動画、携帯やスマートフォンの通信データとログ、POSデータとそのログ、GPSの位置情報、電子メールとそのログ、各種ホームページ、電子カルテのデジタル記録そして通販などの広告や販売決済データ、デジカメ画像データ、デジタルブックのコンテンツ、そして音楽ソフトのコンテンツ等々、データの種類には枚挙のいとまがない。IBMの専門家によると、最近は1日で2.5EB(エクサバイト)のデータが世界で生成される、という。1EB = 1,000,000,000,000,000,000バイト、即ち10の18乗バイトだから、まさにビッグデータといわれるゆえんだ。 [→続きを読む]

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