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2010年6月

米SIAの2010年中期予測が発表されたばかりであるが、引き続いて2014年までに米国からの半導体輸出を倍増するという、元気のよい意欲的なSIAから米国商務省宛てのレポートが公表されている。中国では、非常に活況の貿易輸出に対し今後に向けて内容の質の向上を図らなければ長続きしない、という問題提起がなされている。世界の動きを見つめて、半導体はじめ我が国の見遣る方如何を改めて確認する必要があると思う。 [→続きを読む]
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SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した5月のB/Bレシオは3ヵ月の移動平均で1.13と、依然として1.0を超える好調さで推移している。3ヵ月の移動平均での販売が942億3300万円、受注は1061億8600万円となった。 [→続きを読む]
プラチックエレクトロニクス製作の量産にはR2R(ロール-ツー-ロール)方式が向いているが、ロールから出てきたシートがほんのわずかでもずれるとシートの先端は大きくずれてしまう。特にTFTの1画素分の小さなパターンずれは致命的だ。このためR2Rマシンの途中に絶えず細かい位置制御が求められる。一方、インクジェット方式は今すぐという応用には出番がある。 [→続きを読む]
私はつねづね、日本のITそして半導体業界で働く若者の活躍に期待している。アメリカなどのIT・ハイテク企業で働く若者の活躍を見聞きすると日本の若者にも大きな期待がかかる。若者が大活躍しない国では半導体などハイテクビジネスの将来に期待が持てないのだ。 [→続きを読む]
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今週のニュース解説では、最近ずっと気になっていた中国における賃金の問題を取り上げる。世界トップのEMS企業である台湾の鴻海精密工業(英文名フォックスコン)の中国工場において自殺者が10数名に達したことから中国における賃金格差の問題が浮き彫りになってきた。もう一つはサムスンのファウンドリ事業が新聞記事に載るようになったこと。 [→続きを読む]
前回の月次販売高に続いて、米SIAから世界半導体市場のmid-year予測(年央中期予測)が発表されている。調査会社からもいくつか来年以降にかけた予測データが同時に示されているが、新興市場が牽引する2010年の販売高は約30%戻して$300 Billionの大台に迫る史上最高を見込んでいる。今年の伸びを大幅に上方修正する一方で、来年、2011年については需給、価格動向などの懸念からぐっと抑えた見方となっている。 [→続きを読む]
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グローバル化の必要性は今や誰もが口にするようになった。だが、グローバル化はなかなか進まない。かつて海外に進出したこともあるし、海外企業とコラボを組んでもうまくいかなかったことがトラウマになっている例もあるようだ。今、日本半導体のグローバル化は嫌が応にも迫り来ている。好き嫌いを言っていられない。まず、海外企業の気持ちをつかむことが第一歩ではないだろうか。 [→続きを読む]
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2010年の世界の半導体デバイス販売市場は、対前年比28.6%増の過去最高の2910億ドルに達するという予測をWSTS(世界半導体市場統計)が発表した。今回の発表は5月下旬に世界の主要半導体メーカー23社から35名が集まって各市場の実績を元に、電子機器とマクロ経済を加味して予測したもの。これでも、市場予測会社の見積もりより低い。 [→続きを読む]
インテルがIMEC、ベルギーの5大学と共同で、現在最先端のスーパーコンピュータの1000倍という性能を持つコンピュータシステムを共同開発する。このための施設として、ベルギーのIMEC内にエクササイエンス研究所(Flanders ExaScience Lab)を設立した。エクサ(Exa)は10の18乗という単位で、現在最高性能であるぺタFLOPS(floating operations per second)の1000倍に当たる。 [→続きを読む]
オランダのTNO(応用科学研究機構)とベルギーのIMECが共同で設立した研究開発所であるホルストセンター(Holst Centre)が設立5周年を迎えた。オープンイノベーションを掲げ、アイデアと強みを共有しグローバルな研究所として、オランダ政府とベルギーのフランダース政府が資金を提供した。フィリップス社の跡地に設立したハイテクキャンパス内でこの研究所は何を行っているか、お伝えする。 [→続きを読む]

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