セミコンポータル
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2010年6月

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Rodd Novak氏、米Peregrine Semiconductor社 チーフマーケティングオフィサー CMOS/SOSのSOSはSilicon on Sapphireの略だが、CMOS/SOSはサファイヤ基板の上にシリコンをエピタキシャル成長させたデバイスである。懐かしさを感じる人もいるだろうが、米国のベンチャーPeregrine Semiconductor(ぺリグリン・セミコンダクタ)が高性能・低価格を売り物に高周波トランシーバスイッチやパワーアンプを設計している。このほど180nmプロセスでIBMと提携した。SOSビジネスを急成長させている同社のCMOであるRodd Novak氏にその狙いを聞いた。 [→続きを読む]
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先週、システムLSIを推進するメーカーにとって絶対に見逃すことのできないニュースが一つあった。それはシステムLSIメーカーがシステムを理解し、そのシステムを顧客が構築していく中で、システム作りにどう貢献できるかを考える、とてもよい教材となる出来事だったからだ。日経新聞などでは取り扱いは非常に小さかった。 [→続きを読む]
世界経済の成長拡大の維持に向けて、G8、G20という世界の国・地域の代表会合が頻度を増して開かれている感がある。先進国から新興国への経済シフトがますます度を増すなか、バランスをとり直す様々な課題、問題に即時立ち向かわなければならない現時点ということと思う。半導体・デバイスの世界でも呼応して、市場拡大が引き続くよう先手の対策が生産面、技術面で打たれてきているという受け止めである。 [→続きを読む]
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Simon Bond氏、英Silicon South West社 CEO 英国のシリコンバレーと呼ばれる南西イングランド地方、特にブリストルとバース地域を中心に50社、5000人の社員からなるファブレスのベンチャー企業が多数集まっている。この地域を代表する業界団体Silicon South WestのCEOであるSimon Bond氏とニューズレター編集長のNick Flahery氏が来日、最近の動きを聞いた。 [→続きを読む]
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Dave Bell氏、米Intersil社 CEO インターシルは「2008年12月には受注ゼロという異常事態を迎えた」とCEOが語るように今回の不況で大打撃を受けた。しかし、危機はチャンスでもあるとは日本の経営者もよく述べてきたが、インターシルは昨年、賢いアナログ技術のクェランやパワーマネジメントのロックセミ社などを買収、そのチャンスを実践した。ベルCEOはその成長戦略を語る。 [→続きを読む]
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David May氏、英Bristol 大学教授 David May教授は、米国の電子業界誌EE Timesが昨年創刊35周年を迎えその記念に『これからの35年に向け産業界に影響を及ぼす、35の人、技術、サービス』という企画のなかで人の部で選出された一人である。16ビットプロセッサが最先端の時代に、マルチスレッドの並列コンピュータ『トランスピュータ』をインモス社で発明した。その概念は時代よりも早すぎた。しかし、今この概念はソフトウエア無線のようなプログラマブルプロセッサとして開花しようとしている。 [→続きを読む]
シリアルメモリーといえば、I/O端子数を減らし、遅いアクセスの安物メモリーという印象を持つ読者は多いだろう。ところが、シリアルメモリー方式が帯域幅を上げながら消費電力を下げられる手法として、新たなモデルチェンジを行っている。このほどSPMTコンソシアムの会長が来日し、その新手法について語った。 [→続きを読む]
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日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した、5月度におけるFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は、0.70と1.0を割り黄色信号が点滅している。 [→続きを読む]
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半導体産業に直接大きなインパクトを与えるようなビッグニュースは先週なかった。半導体デバイスの応用の一つとしての携帯電話機部門を東芝と富士通が一緒にするというニュースはあったが、国内競合2社がまとまるだけのリストラ的色彩の強い合弁新会社となりそうだ。 [→続きを読む]
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英国のプラスチックエレクトロニクスは政府が後押ししているものの、手放しで未来が明るいと思っているわけではない。有機トランジスタがシリコンを置き換える訳でも決してない。大面積で安く、シリコンではできない発光・受光デバイスができないものか、というアイデアをビジネスに結び付けるための試みとして動いている。この特集の最後に英国が考えている問題とその対策を列挙する。 [→続きを読む]

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