セミコンポータル
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2009年1月

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フラットパネルディスプレイ(FPD)業界も、世界の経済危機下で過去最大級の供給過剰、価格急落、収益悪化に見舞われたが、もはや底を打ったと市場調査会社であるディスプレイサーチは「第16回ディスプレイサーチフォーラム」で報告した。 [→続きを読む]
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日本製半導体製造装置の月間の受注高がここ数年で最低を記録した。日本半導体製造装置協会(SEAJ)がこのほど発表した2008年12月における日本製半導体製造装置の受注額はわずか210億円となった。前年同期は、1264億9200万円であったから、実にわずか16.6%しかない。その前年(2006年)同期が2182億8200万円であったから、その時と比べると1ケタに落ち込んでしまっている。 [→続きを読む]
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LSI論理設計のRTLコーディングしながら、すなわち論理設計が終わらないうちに検証を始められるEDAツールを米国の設計ベンチャーJasper Design Automationが開発、このほど売り出した。従来のLSI設計ではすべての論理回路設計が終わってから検証を始め、論理の正しさが検証された後で、配置配線の物理設計を行い、フォトマスクを作り、シリコンに焼き付けるという手順を踏んできた。この新しいEDAツール「Active Design」を使えばLSIの規模にもよるが、ザクっと言って1/3に設計・検証期間が短縮できるという。 [→続きを読む]
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三洋電機と新日本石油は薄型太陽電池の生産、販売の合弁会社を設立したと発表した。合弁会社は東京に本社を置く三洋ENEOSソーラー。資本金2億円で、出資比率は均等に50%。三洋が社長を新日石が副社長を派遣する。 [→続きを読む]
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1月24日の日本経済新聞は、ドイツのキマンダがミュンヘンの裁判所に破産手続きを申請したと伝えた。DRAM市場は、単価が激しく落ち込み、どのメーカーも原価割れを強いられるといった過剰供給になってしまっている。1Gビット製品が12月中旬には0.6ドルまで低下し、1月に入り1ドルまで戻したものの、再び0.9ドル台に入りそうな気配だ。 [→続きを読む]
金融危機がデバイス業界に及んでいる影響が、具体的な各社業績発表に表われてきている。連日報道されているように世界全体、ほとんどの業種が大きな落ち込みに見舞われている中、我が半導体関係も推して知るべしではあるが、統合再編の動きが激しいDRAM業界とともに、以下実態の受け止め方である。 [→続きを読む]
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「半導体や液晶の材料が注目されるのはわかりますけど、今後の焦点はリチウムイオン電池の材料なのよ。それにしても、電池という技術はあの女好きのイタリア男から始まったということを知らない人が多いわ」。みずほインベスターズ証券にあって、電子材料系のアナリストとして売り出し中の山鹿亜紀子(やまがあきこ)氏の談話である。 [→続きを読む]
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テクトロニクスは、帯域幅20GHzと高周波ながら、4チャンネル同時に測定できるデジタルオシロスコープ「DPO70000Bシリーズ」およびデジタルシリアルアナライザ「DSA70000Bシリーズ」を新製品として発売した。これは、PCI Express (PCIe) やDisplayPort、HDMIなど高速インターフェースで伝送する用途に向けたもの。すなわち、デジタル家電などで動画をフルHDやさらに大型高精細画面に映し出すデジタル映像用途には、GHz帯の高速伝送が欠かせない。 [→続きを読む]
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MOSトランジスタのソース-ドレイン間の距離、すなわちチャンネル長が10nm以下になると、トランジスタの動作速度はどうなるか。シリコン中の電子がシリコン格子と衝突せずにシリコン中を進める平均的な距離、すなわち平均自由行程は、10nm程度だと言われている。となると、10nm以下のチャンネル長になると、電子は衝突せずにソースからドレインへ走行することになる。すなわち電子の抵抗は実質ゼロになる。これがバリスティック(弾道という意味)トランジスタである。では電子は高速に走るのか? [→続きを読む]
年が改まって平成21年の新春を迎えた。近くの公園では寒い中で準備をしてきた紅梅が可憐な花を咲かせており、気持ちの和むひとときである。電子・情報・通信関連分野の技術コンサルタントをしている関係から、ベンチャー企業や中堅企業を訪問し経営者の方と話をすることも多く、そのような方々との話の中から各経営者の独自性と共に仕事ができる人に共通する点を目の当たりする機会が多い。 [→続きを読む]

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