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2007年12月

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この12月はトランジスタが発明されてから60年になる。60年は団塊の世代の定年と同じだが、半導体産業はまだまだ定年を迎えない。トランジスタの発明が今日の集積回路の発明につながったということで、高い評価を受け、発明者3名はノーベル賞の受賞へとつながった。同じ半導体なのにダイオードは評価されず、なぜトランジスタが高く評価されるのか、考察してみたい。 [→続きを読む]
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 中国におけるMCU(マイコン)市場では、マイコンメーカーが32 ビットマイコン製品の市場投入を始めており、一番需要の多い8 ビットマイコンの使用方法を家電メーカーやIT メーカーに教え、市場が拡大している。ここでは、主要マイコンメーカーの中国市場への取り組みを紹介する。 [→続きを読む]
前編では中村修二の青色LEDの発明に関して述べた。そして、半導体技術で日本人が 世界的な貢献をした例は他にも存在する。1958年にエサキダイオードを発明した江崎玲於奈と1984年にフラッシュメモリーを発明した舛岡富士雄だ。 [→続きを読む]
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SEAJ(日本半導体製造装置協会)がまとめた11月の日本製半導体製造装置のB/Bレシオ(出荷額に対する受注額の比で、1.0以上を受注が多い)を21日のニュースで発表したが、その詳細なデータがSEAJから明らかになった。受注額そのものは、この3ヵ月で着実に上向いており、この数字と傾向を見る限り底を脱したと言い切ってもよいのではないだろうか。 [→続きを読む]
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先週の大きなニュースは、薄型ディスプレイ分野における業界再編であろう。簡単にこのニュースを解説するとともに、見逃したかもしれない英文のNewsEdgeから日本の新聞には載っていないが、業界関係者には興味をそそるニュースをピックアップする。 [→続きを読む]
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半導体MIRAIプロジェクトは直径160nmと微細なビアにカーボンナノチューブ(CNT)を形成することに成功した。450℃の熱CVDで形成したビア抵抗は34Ω、400℃だと63Ωとこれまで最も低いという。 [→続きを読む]
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日本製半導体製造装置のB/Bレシオが下げ止まったことを、11月29日のマーケット情報でレポートしたが、その読みはほぼ現実的になってきた。SEAJ(日本半導体製造装置協会)が発表した11月のB/Bレシオ(出荷額に対する受注額の比)は速報値ではあるが、0.87と先月の0.78よりも上昇した。 [→続きを読む]
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65nmロジックプロセス(ハーフピッチでは90nmプロセスに相当するプロセスノードhp90)で100万個のnチャンネル/pチャンネルMOSトランジスタアレイ(両方で200万個)を作り、ゲートしきい電圧Vthのばらつきの原因を突き止めた、と半導体MIRAIプロジェクトが、12月18日茨城県つくば市で開かれた2007年半導体MIRAIプロジェクト成果報告会で発表した。pチャンネルMOSのばらつきは不純物の揺らぎにより、nチャンネルMOSは不純物の揺らぎと別の要因が加わっているとしている。 [→続きを読む]
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国際電子デバイス会議(IEDM)が米国ワシントンDCで開かれた週だけに、半導体デバイスに関する記事が多かったが、日本の半導体メーカーばかり追いかけている点が気になった。米国や欧州の最新技術は一体どうなのか、国内半導体メーカーの開発ニュースばかりを網羅している。新聞記事では焦点はほとんど相互の関連性がなく、羅列に終わっている。 [→続きを読む]
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Lothar Maier、米Linear Technology社 CEO 昨年、米ビジネスウィーク誌が高収益のハイテク企業のトップテンを発表したが、売り上げに対する利益(経常利益)の割合、利益率が40%を超え、トップ5社にランキングされたリニアテクノロジー。その下にマイクロソフトやヤフーなどがランクされていた。リニアテクノロジーは2007年度売り上げがほぼ横ばいと伸びなかったのにもかかわらず、利益率はきっちり守っている。常に40%前後の純利益率であり40-50%の経常利益率を保持する。その秘密は何か。他社との違いは何か。ほかの半導体ビジネスモデルとは何が違うのか。ローサー・マイヤーCEOに聞いた。 [→続きを読む]

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