2006年、世界半導体メーカーTop 25
DRAMメーカー、AMD、ソニーなど大幅増収
米国の調査会社、IC Insightsは、世界の半導体(IC、オプト、センサー、ディスクリーと含む)メーカートップ25社をこのほど発表した。今回発表の25社のうち、6社が前年比35%以上の売り上げの伸びを示したが、3分の1にあたる9社は前年を下回った。
大きく伸びたのはDRAM市場で、対前年比32%増となり、Hynix, Qimonda、エルピーダメモリが伸びた。また、ソニーもPlaystation 3のランプアップからくる売り上げ増となった。
AMDはマイクロプロセッサのマーケットシェア急速な拡大と、ATIの買収から、前年比44%増となった。IC Insights社では、ATI買収により、AMDは2007年にはトップ10に入ると予想している。
ファブレスのBroadcomはネットワーク、ブロードバンド、モバイル、無線機器関係における強みを活かして、前年比37%増となった。
トップ25社には、米国9社、日本8社、欧州4社、台湾2社、韓国2社が含まれている。また、ファンドリー2社(TSMC、UMC)、ファブレス3社(Qualcomm, Broadcom, Nvidia)が含まれている。