Semiconductor Portal

2023年12月

» 2023年12月

パワー半導体を直接駆動できるマイコン内蔵ドライバICをNXPが製品化

パワー半導体を直接駆動できるマイコン内蔵ドライバICをNXPが製品化

パワートランジスタは、ゲートをドライブするためのドライバICやドライバICに指令を送るための制御用マイコンまでを一つのソリューションとして使われている。1パッケージにドライバICとマイコンなどを収容したモータ制御IC「S32M2」をNXP Semiconductorが製品化した。最終段のパワートランジスタに直結して使える。 [→続きを読む]

11月に最もよく読まれた記事は、最新の世界半導体ランキング

11月に最もよく読まれた記事は、最新の世界半導体ランキング

2023年11月に最もよく読まれた記事は、「最新世界半導体企業ランキング、直近の四半期決算から算出」であった。2023年7〜9月に発表される決算報告が多いため、これをベースにして、企業売上額を昨年のランキングを参考にしながらトップから14位くらいまでのランキングをセミコンポータルが作成した。日本勢は超円安の影響で上位には入れない。 [→続きを読む]

半導体工場の建設が着々と進み、大学での半導体教育も拡充へ

半導体工場の建設が着々と進み、大学での半導体教育も拡充へ

TSMCの日本進出や、ラピダス社の活動など半導体人材の不足が顕著になっている。米国の産学共同モデルと同様、ラピダスのある北海道では人材の確保を受け各大学が半導体教育に向けて動いている。TSMCの工場のある九州でも大学での半導体教育が盛んだ。熊本には半導体工場に材料を供給する関連企業が続々進出している。 [→続きを読む]

AI市場急騰の中、席巻するNvidiaを軸とする動き、メモリ半導体市場の激変

AI市場急騰の中、席巻するNvidiaを軸とする動き、メモリ半導体市場の激変

AI(人工知能)関連業界の激変模様の余震が当面引き続いていく様相である。直近四半期売上げが前年比3倍超を記録したNvidiaを軸とした動きが焦点となり、Microsoft、Amazon、そして今週はHewlett Packard Enterprise(HPE)が主催するイベントでのプレゼンが行われるとともに、それぞれとの販売拡大に向けた連携が見られている。一方、米国の対中国半導体輸出規制更新が警戒され、Nvidiaの中国向けAI半導体の出荷が遅らされる模様となっている。一方、AIアプリケーション向けのHBM(高帯域幅)メモリーについて、韓国・SK Hynixの伸びが目覚ましく、長らくのメモリー半導体首位の同じ韓国・Samsungに対し、直近四半期シェアで急追する状況が見られている。そのSamsungでは、今後に向けた刷新の動きが目に入っている。 [→続きを読む]

WSTSも2023年の半導体販売額を前年比9.4%減と上方修正、来年は13%増へ

WSTSも2023年の半導体販売額を前年比9.4%減と上方修正、来年は13%増へ

2023年と2024年の半導体市場の見通しをWSTS(世界半導体市場統計)が発表した。それによると、2023年は前年比9.4%減の5201億ドルと見込み、24年は同13.1%増の5884億ドルと予想した。2023年6月に予想した時は23年が同10.3%減の5151億ドルと見ていた(参考資料1)ため、今回の見込みは上方修正となる。2024年は13.1%増の5884億ドルと予測する。これは22年の過去最高額よりも大きい。 [→続きを読む]

<<前のページ 1 | 2 | 3