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2015年7月

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東芝の不適切会計問題に関して、第三者委員会がまとめた調査報告書を受理し、要約版を公表した(参考資料1)、と7月21日の日本経済新聞が報じた。中国では、清華大学系のファブレス半導体メーカー紫光集団がMicronを230億ドルで買収するという提案を行った。 [→続きを読む]
半導体業界のM&A(mergers and acquisitions:合併と買収)の進行にここ数ヶ月注目し続けている感じ方があるが、これに輪をかけるように、しかも本当かと思うような大胆な内容の買収提案が報道され、世界の半導体および関連業界に敏感な波紋を呼んでいる。米Wall Street Journalが、中国国有企業のTsinghua Unigroup(紫光集団)が、米国のMicron Technologyの総額230億ドル(約2兆8430億円)での買収を提案と報じたのが発端の模様で、これを受けTsinghuaのChairmanもMicronへの関心を示したとなっている。米国はもとより、韓国、台湾はじめ直後の市場の受け取りを以下追っている。 [→続きを読む]
ルネサスSPドライバを買収したSynapticsがタッチセンサコントロールとディスプレイドライバを1チップに集積したコンビ製品ClearPad 4300をサンプル出荷し始めた。これまでタッチセンサコントロールが得意だったSynapticsが、ディスプレイドライバが得意だったRSP社を買収した成果の第一弾となった。 [→続きを読む]
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GlobalFoundriesが16/14nm Fin FET技術と同等な性能を持つ22nm FD (Fully-Depleted)-SOI (Silicon on Insulator)技術をファウンドリとして提供することを発表した。これまでSamsungと一緒に14nm Fin FET技術を開発してきただけに、なぜ今この技術なのか、同社CMOS Platforms Business部門長でシニアVPのGregg Bartlett氏(図1)が電話インタビューで答えた。 [→続きを読む]
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日本経済新聞が連日、東芝の不適切会計問題を報じている。東芝側もプレスリリースを発行して「当社が発表したものではありません」と応酬している。これまでの経験から、新聞報道は100%は信用できない、ことを踏まえた上で、先週の報道を振り返ってみる。また、半導体製造装置業界は好調であることも報じられている。 [→続きを読む]
米国Semiconductor Industry Association(SIA)より月次世界半導体販売高発表があり、今回はこの5月についてであり、総額が$28.2 billionで前月比2.1%増、前年同月比5.1%増と高水準を維持している。前年比ではこれで25ヶ月連続の増加とのことであるが、Americas、Chinaが大きく引っ張ってJapanおよびEuropeのマイナスをカバーする地域別内訳も定着している状況がある。スマートフォンの伸び、そして大きくは中国経済の一層の鈍化と、通年パターンでは後半に盛り返す年間半導体販売高であるが、その予測の下方修正が見え始めてきている。 [→続きを読む]
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かつてモトローラからスピンオフしたON Semiconductor社は、買収に次ぐ買収で成長してきた。アナログプロセスとパワーモジュールに関しては旧三洋半導体を買い、最近はCMOSイメージセンサのAptiva社を手に入れた。クルマのイメージングシステム向け半導体はほぼカバーする。新製品開発で自動車向け半導体をさらに強化していく。 [→続きを読む]
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6月15日〜18日の4日間に渡って2015 Symposium on VLSI Technologyが京都市のリーガロイヤルホテル京都にて開催された。このシンポジウムのテクニカルプログラム委員長である、東芝の稲葉聡氏にそのハイライトをまとめてもらった。(セミコンポータル編集室) [→続きを読む]
成長戦略を進めていた安倍総理のリーダーシップのもと、新聞各紙によると「ものづくり白書」がこの6月9日に閣議決定された。これはもちろん、製造業を振興させることを目指すものだが、半導体産業がその中核を形成することは言うまでもない。 [→続きを読む]
パワーマネジメントIC(PMIC)に力を入れてきたアナログ・ミクストシグナル半導体のIntersil社と、元々パワーマネジメント専門メーカーの日本のファブレス半導体であるトレックスセミコンダクター社。偶然にもほぼ同時に日本の新社長が生まれた。共にパワーマネジメントをさらに強化する。 [→続きを読む]

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