2014年7月 7日
|長見晃の海外トピックス
IBMが半導体fabs売却を検討という報道が続き、時代の一区切りという見方も出てくる一方、同社の研究所ではシリコンに代わりnanotubeトランジスタがいよいよ出番にという先行きが発信されている。今年は、IBMの例が特に軸と感じるが、Moore則、そしてシリコンscalingの限界、あるいは打開を巡る議論が、SEMICON West(7月8-10日:Moscone Center in San Francisco)を迎えるこのタイミングにまたぞろ噴出している。技術のみならずビジネスとしてのブレイクスルーを図る業界挙げての猛突進に、本当に期待である。
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2014年7月 4日
|市場分析
2014年の第1四半期におけるNANDフラッシュの売り上げでは、1位のSamsungが21億7500万ドル、2位の東芝は15億4770万ドル、3位のSanDiskは13億6700万ドルであった。これは、シンガポールを拠点とするメモリの市場調査会社DRAMeXchangeが発表したもの。
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2014年7月 4日
|泉谷渉の視点
「これはどうしたことだ。このような一気に来る発注はさすがに見たことがない。長らく半導体設備投資が低迷したためにこれを作る設備や人員がすぐには間に合わない。凄まじい発注は超嬉しい限りだが、納期のことを考えると夜も眠れない」これは国内のある半導体前工程の装置メーカーが悲鳴を上げて、なおかつ顔は笑っていった言葉である。
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2014年7月 3日
|産業分析
スマートフォンや携帯電話の加入契約件数は2014年第1四半期時点で68億件(図1)、と世界の人口71億人に迫る勢いで増えている。世界の人口は間もなく72億人となるが、今年中にはモバイル加入契約数は人口を超えるに違いない。2014年第1四半期に新規にモバイルに加入した件数は1億2000万件になり、通年では単純に4倍にしても4億8000万件にもなるからだ。
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2014年7月 2日
|各月のトップ5
2014年6月にもっともよく読まれた記事は「2014年1Qの世界半導体トップ20社ランキング」であった。2カ月続けてトップになっている。半導体産業は自社の位置がどこにいるのかを知りたいというニーズが高いためだろう。
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2014年7月 1日
|技術分析(製造・検査装置)
EUVリソグラフィ光源メーカーのギガフォトンは、最大出力92WというLPP(レーザー生成プラズマ)光源試作機を開発した。従来のLPP光源は43Wだったため、2倍以上のパワーを得たことになる。
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