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2008年2月

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先週は、半導体投資として東芝が岩手工場にNANDフラッシュメモリーのラインを作るために大規模な投資を行うというニュース(2/19)が最もインパクトが大きい。東芝の選択と集中は着実にしかも加速している。このニュースは、これまでの四日市工場だけでNANDフラッシュを生産してきたが、岩手にもラインを作る(2/20)ことで災害などの危険分散の意味がある。 [→続きを読む]
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日本製半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)が0.91に下がったことを日本半導体製造装置協会が発表した。受注額が販売額よりも少ない(1.0未満)ことは今後の製造装置の受注が少ないことを意味している。 [→続きを読む]
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今回の、英国訪問では、これまで訪問したことのあるロンドン、ケンブリッジに加え、ブリストル、バース、サエンセスタ、スウィンドン郊外の工業団地などを回り、企業、大学、政府関係の話を聞いてきた。日本ではほとんど知られていない企業が多い英国だが、持っているテクノロジーはすごいものが多い。 [→続きを読む]
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第2世代DVDの規格について、ソニー・パナソニックを中心とするBlu-Ray陣営と、東芝・NECを中心とするHD-DVDグループがここ数年争ってきたが、ようやく決着した。東芝がHD-DVDから手を引くことを表明したというニュースが先週の日曜日に入ってから、いろいろなメディアのコメントを眺めていたが、今一つピンと来なかった。あるメディアで、こんなことなら最初から争うべきではないという主張があったが、だったら最初からそう進言すべきであり、結果がはっきりしてから言うのはどうかと思う。 [→続きを読む]
フルハイビジョンが見られる High Definition TV、次世代DVDフォーマットの戦いに優劣が見えて来た。この争いは東芝をリーダーとするHD-DVD陣営とソニーを旗頭にするブルーレイ陣営の両日本勢が世界を舞台に闘って来たいくさである。 [→続きを読む]
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2年ぶりにスペインのバルセロナを訪問、日曜日に、ガウディ作のザグラダファミリア大聖堂を見学した。工事が100年単位に及び、いまだに工事中である。教会を支える支柱の1本1本に細かい彫刻を施し、最新の彫刻にはまだラフスケッチの状態に切り出し出したままのものもあった。100年単位の工事に圧倒されると同時に日本が学ぶべきものがまだ多いことを考えさせられた。 [→続きを読む]
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3Gの延長であるHSDPAやHSUPAなどの3.5Gの規格や4Gなどの延長技術LTE(long term evolution)を使った携帯電話ネットワークに対して、通信範囲が10km以内あるいは50km以内で、70Mbps程度のデータレートで通信できるWiMAXがIntel主導で進められている。インフラが出来上がっているのは言うまでもなく、3Gあるいはそれ以降のセルラーネットワークであるが、WiMAXがどこまで進むかはネットワーク構築の早さ次第だ。 [→続きを読む]
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日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、SEMIと共同で、2007年12月時点における世界の半導体製造装置・検査装置の販売統計をまとめた。これによると、12月における販売額は対前年比-10.2%の37億1048万ドルとなった。これまでのB/Bレシオが示してきたように製造装置の景気後退が数字となって表れた格好となった。 [→続きを読む]
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Google社が力を入れている次世代の携帯電話機プラットフォームであるAndroidに米Texas Instruments 社は、アプリケーションプロセッサOMAP3を搭載し、Mobile World Congressで公開デモンストレーションした。同時にAndroidに組み込むための開発ツールも展示した。Androidは、アップルのiPhoneと同様なスマートフォン向けのプラットフォームであるが、誰にでも仕様を公開し、スマートフォンを設計・製造できるという特長がある。 [→続きを読む]
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オランダのPolymer Vision社は、丸められるLCDディスプレイを使ったPDA製品、Readiusを開発、今年の半ばには商品化する、とMobile World Congress 2008で発表した。曲げられる5インチのディスプレイを折りたたむと、幅57mm、高さ115mmの携帯電話機とほぼ同じ大きさになる。 [→続きを読む]

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